紙の本
古い本だが、読みやすい内容
2018/08/31 17:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
1997年に出版された、少々古い本です。
作者が精神科医で、自殺のメカニズムを医学的に語っています。
2018年現在でも参考になるものが多いです。
そして、比較的読みやすい本です。
紙の本
目がチカチカする
2023/01/06 19:23
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投稿者:安藤なつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容は読み切ってないので書けません、フォントが他の本と違うのか読みにくいです。
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自殺が自分の遠い世界で起きていることだと思っている人へ。自分は絶対に自殺なんてしないと思っている人へ。自殺について誤った知識を気づかずに持っている人へ。読んでみよう。無関心でいることは無責任だから。
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生命倫理の講義で、わたしの班に割り当てられたのが「自殺」でございました。っていうか勝手に決めただけなんだけど。
というわけでついつい買って読んでしまいました。
わたしは哲学科なのですが、「生命倫理」という問題は社会学と絡みついている気がしています。
線引きができないグレイの問題に線をひく、最大公約数を考えることに、こうして日夜心血を注いでいるのです。そんなイメージ。
で、この本は精神科医の方が書かれたものなので、殆ど鬱病についてですね。自殺は決して衝動的ではないと。
自殺と言う行動がすべての根拠が鬱に求められるような気がしてきます。若干的をはずしましたけど、面白かったです。
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まぁ、欝や自殺について知りたかったのでタイトル買いした本。
知りたいことは書いてあり、コレ以降、買おうとは思わなかったので良本だとは思うが、もうちょっと社会的な自殺の位置に言及が欲しかったかな。
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誰もが生まれてから一度は考える自殺。
「決行する人、思いとどまる者の差はどこにあるか?自殺者の発するサインとは?いじめ、家族環境、うつ病など具体例から予防法を説く本です。」読んでみて、私もいじめにあい辛すぎて考えてしまったけど、その時に母が相談にのってくれたのでしなくてすんだのだと思う。
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授業の書評レポートのために購入した本。自殺願望を持つ人の心理についてなど、色々勉強になった。
心理学についてはもともと少し興味があったので、これからもこういう本を読んでいきたい。
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タイトル的には自殺をする人はどんな心理構造で自殺を既遂してしまうのか、ということを書かれているのだろうと思った。
実際のところこの本は身近な人を自殺で失わないために、わたしたちができることを解説した本であった。
自殺についてあまり知識のない方、精神病に対して偏見をお持ちの方は、これを読んだら基本的な自殺や精神疾患に対する知識がつくのでいいかもしれない。
でも割と精神疾患や自殺に詳しい人にとっては目新しい情報はないです。
入門書です。
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[ 内容 ]
誰もが一度は考える自殺。
決行する人、思いとどまる者の差はどこにあるか?
自殺者の発するサインとは?
いじめ、家族環境、うつ病など具体例から予防法を説く。
[ 目次 ]
第1章 なぜ人は自殺するか
第2章 青少年の自殺
第3章 中年の自殺
第4章 高齢者の自殺
第5章 治療の方法
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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少し古い本だが、自殺が心理的に追い詰められていくという前提に立ったときに、どのようなことが心理的な対策として考えられるかを書いた書。
内容は自殺の危険因子、ライフサイクル別(青少年~高齢者の)の自殺、その治療方法についてである。
同じ著書の自殺予防(岩波新書)もあるが、本書の方が図が多めに入っており、初心者には読みやすいと思う。あわせて同じ著者の「自殺の危険」が、詳細が載っており、リファレンス的に使える本である。
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自殺の危険性や予防について書かれた本。自殺を考える人の思考パターンを年齢別に分析していたり、周りに自殺の兆候が見られる人に対してどうすればよいのかなどを記載していたりと、自分の仕事柄ためになる部分が多かったです。
実際に周りにそういう人がいた場合、この本の内容が十分参考になると思います。
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非常に重たいテーマですが、年間3万人の自殺者がいる中で、自分がまったく関係無いとは言えないでしょう。
身の回りの方で、悲痛な心の叫びを聞いた時、あなたはどうしたらいいか?
それは、
「第一段階は、救いを求める叫びをしっかりと受けとめることです。批判をしたり、助言を与えようとするのをこらえて、また、別の話題に切り替えようなどとはしないで、まず真剣に相手の言い分を聞く役に回ってください。」
自殺を考えている人は、死にたいという気持ちと、生きたいという気持ちの間で揺れている。
彼らを思いとどめるためには、なぜ、彼らがそう思うのか、耳を傾けるのが先決です。
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今、死んでしまいたいと悩んでいる人が対象の本ではない。むしろ自殺者の関係者になりうる人に読んでほしい。
つまり、現代社会に生きる以上『自殺』という行為について書かれている本を(この本に限らず)一度は目を通しておくべきでないかと思う。
一番重要な事は何らかの形で専門家をたよることだ。自殺に関した本を読んだといっても所詮は素人でしかない。
自殺予防の教育や、自殺の報道については知らない事だったのでタメになった。確かに、日本の報道は自殺を誘発するようなものになっているように感じる。
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自殺の心理学というタイトルですが、心理というよりは予防できる!ということをメインに書いてあったような気がした。
カリフォルニア州で自殺予防教育が行われていたり、マスメディアの報道が群発自殺を引き起こしていたり、青少年の自殺の背景には家庭環境が学校その他よりも深くかかわっていたり、というお話は興味深かった。精神科への偏見が早く無くなると良いね。
でもやっぱり最後には「精神科を受診してください」の文字が入ってしまうのね……確かに専門の人に任せるのが一番確実ではあるというのは分かってるのだけれども……うーん。
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衝撃的なタイトルから、自殺者の心理について読み解いたり、診療例を再編集して次々に実際の例を語るような本だとばかり思っていましたが、「青年期」「中年」「高齢者」の三段階に人生のステージを分け、自殺の発生する構造とその対応策が述べられている本でした。
この本が世に出てから22年が経過し、本文で述べられている予想よりも人口に高齢者の占める割合は高くなっており、(詳細に調べたわけではないので何とも言えないのですが)自殺者も増えていると思われます。
発行から約20年後の今、読んでみて思うことは、今現在でも「自殺者に対する教育」と「精神科」に対する世間の認識は同じだということです。
未だに日本社会では「自殺を打ち明けた相手」に対して「早まるな」とか「命を粗末にするな」という叱咤激励の声が飛ぶことが多く、この本に記載されているような懸命な判断が取られることは稀ですし、「精神科で治療を受けるということは周囲の目があるからできない」という社会が変わってきている気配もありません。
むしろ、昨今活発になったSNSでの気軽なコミュニケーションによって「精神科」というものがより強くタブー視されるようになったとさえ感じます。
タブー死されがちなものに真摯に向き合うとき、必要なのは「正しい知識」と「複数の方法を持つこと」ではないでしょうか。
勉強になりました。