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商品説明
大規模林道、長良川河口堰、道路公団、理念なき財政投融資のからくり…。国民に寄生する奇妙な企業の群。官僚国家日本の暗部を鋭く抉りとる告発ノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
猪瀬 直樹
- 略歴
- 〈猪瀬直樹〉1946年長野県生まれ。信州大学人文学部卒業。ノンフィクション作家。主な作品に「ミカドの肖像」「土地の神話」「欲望のメディア」など多数。
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紙の本
特殊法人改革をうたった傑作
2001/09/02 21:07
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
道路公団という迷宮を見事に解き明かしてみせた傑作。これが契機となり道路施設協会は分解され消滅。しかしそれは構造改革とは程遠い欺瞞であった。しかし一旦世間に知れ渡ってしまえば、もう官僚の利権構造の防衛は不可能となる。情報の独占こそが彼らの力の全てであり、それがオープンになったとたん彼らの力は消滅する。そして猪瀬直樹は構造改革の委員に任命され、道路公団民営化の陣頭指揮を執る。猪瀬が書いた数ある著作の中でも最高傑作ではないのか。