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紙の本
人間発達の認知科学 精神のモジュール性を超えて
著者 A.カミロフ‐スミス (著),小島 康次 (監訳),小林 好和 (監訳)
ピアジェの発生的構成主義と、フォーダーの精神のモジュール性のもっとも有望な側面を引き出しながら、乳児の発達に関する新たな理論を展開する。子どもを帰納主義者にとどまらない自...
人間発達の認知科学 精神のモジュール性を超えて
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商品説明
ピアジェの発生的構成主義と、フォーダーの精神のモジュール性のもっとも有望な側面を引き出しながら、乳児の発達に関する新たな理論を展開する。子どもを帰納主義者にとどまらない自発的な理論家として捉えた画期的な書。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
A.カミロフ‐スミス
- 略歴
- 〈カミロフ・スミス〉ジュネーヴ大学で認知発達について研究。ピアジェの門下生でありながら、ピアジェ理論にとどまらない独自の理論を提示している。
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生得主義と構成主義を超えて
2001/01/20 17:52
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投稿者:remi - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に重要なことを言っている本だと思います。ピアジェの構成主義とフォーダーの精神のモジュール性という2つのパラダイムのいいところを組み合わせて、人間の発達という問題を考えるために役立つ知見を得ようというのが本書の目的です。
「発達を再考する」という第1章から始まって、言語学者、物理学者、数学者、心理学者、記号学者としての子どもと題されたあとの章では、筆者が提唱するRRモデル(表象の書き換えモデル)を用いて、具体的「発達」の説明が行われます。
大変難しい1冊です。また、翻訳も読みやすいとはとても言えません。難解ですが、筆者の主張はこれからの心理学にとって非常に重要な気がします。