サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 25件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1997.8
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/501p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-774296-2

紙の本

神々の山嶺 下

著者 夢枕 獏 (著)

【柴田錬三郎賞(第11回)】【日本冒険小説協会大賞(第16回)】謎のカメラの持ち主だった天才クライマーの羽生が、突如エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑んだ。そして、カ...

もっと見る

神々の山嶺 下

税込 1,980 18pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

【柴田錬三郎賞(第11回)】【日本冒険小説協会大賞(第16回)】謎のカメラの持ち主だった天才クライマーの羽生が、突如エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑んだ。そして、カメラマンとして彼を見届ける深町。男たちの壮大なドラマを追った山岳小説。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

夢枕 獏

略歴
〈夢枕獏〉1951年神奈川県生まれ。東海大学文学部卒業。77年「カエルの死」でデビュー。主著に「上弦の月を喰べる獅子」「魔獣狩り」、「キマイラ」「餓狼伝」各シリーズ等。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー25件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (10件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (6件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

全部読もう

2023/02/13 15:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る

ベースキャンプの場面がとてもロマンチックだった。「ぼくたちは習慣で、できている。」という本でもごく一部が引用されていたけれど、引用ではとても伝えきれない。そこまでの経緯があって、あのやり取りが生きてくる!お手軽で済まそうというのは、よくない。初めからおわりまで読むが、大事だと思う。ただ、12月に読むには寒すぎた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

彼女と私のたどりついた場所。

2003/09/21 12:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アベイズミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

友達が山で死んだ。

三年前の12月10日。暮れようとする年の慌ただしさに、街も人も包まれ始めた頃だった。取るモノもとりあえず、何もかも放り出して、彼女のもとへと駆けつけた。

そこには本当に変わり果てた彼女の姿があった。面影がない。黒ずんだ赤紫の顔。食いしばった歯。めくれた唇。ほっこりした笑顔の彼女とは別人のような、初めて目にする壮絶な彼女の顔だった。凍死だった。誰もが疑った滑落ではなく、頂上を目指し確かにそこに辿り着き、力尽きたのだ。

彼女と山に登ったことがあった。あの時のことは今でも時々思い出す。

ダラダラと続く細い道。時折、沢から吹き上げる鮮烈な風。現れてはみたモノのなかなか近づけてはくれない、天辺。ただただ、用意された上り坂。言葉も出ず、人もなりふりも構えず、ただただ上へ上へと足を繰り出す他にしょうがなかった。突然、訳の分からぬ笑いが込み上げてきた。腹の底から。抑えきれない気持ちが腹のもっと底の、踏みしめる地面のもっと底の方から、込み上げてくるようだった。

それが唯一私の知っている山だった。

彼女が山で死んだとき、あの時の山を思い出した。幾分かでも、自分は彼女の気持ちが分かったような気がしていた。「なぜ、彼女が山に?」 おっとりした彼女と山が結びつかずに、そう尋ねる人が後を絶たない。周囲の人のそんな問いにも私ならば答えられると、私はひたすら躍起になった。

生前彼女が私に奨めてくれた「神々の山嶺」を読んだ。幾分かでも彼女の山への手がかりが欲しかったのも本当だ。

そこには、私の知らない「ひりひりする山」があった。「取り憑かれた山屋」がいた。その息苦しいまでの世界に、私はすっかり夢中になった。
 
世の中と上手く関われない男。人のことも自分のことも信用できず、運命さえ敵に回す男「羽生」。私はこの男に、迂闊にも同情をしてしまった。世の中と折り合いのつかぬ人を目の当たりにするのは、辛く切ない。目を背けたくなる。のに目が逸らせない。彼の生き様は、彼の山と同じく「ひりひり」している。息が苦しくなる。彼が山を求めれば人は彼から去っていく。求めれば求めるほど去っていく。

しかし、その同情があまりに小さく、安易であることに私は気がついた。彼の山は、世の中から背を向けることではないのだ。人を遠ざけるためのモノでもないのだ。彼には、山しかないのだ。いや、山が彼にはあったのだ。

エヴェレストの寒さが想像がつくと言ったら、ウソになる。高度八千メートルの空気が感じられるか。ただ休んでいるだけで失われていく体力が。滑落の痛みが。壁に張り付いて凌ぐ風の強さが。眠れずに過ごすテントでの夜が。自分を取り巻く、幻覚や幻聴が。だが、私のカラダはコチコチになり、息があがった。手が震え、喉が渇いてゼイゼイいった。それでも本を休めなかった。彼女の最期がたどれるだろうか。そんな想いも途中で消えた。ひたすらに登っているのは、いつのまにやら私だった。

私の知らなかった「ひりひりする山」。それは彼女も知らなかったのかもしれない。知っていたのかもしれない。それさえも今となっては知る由もない。 それでも時々くれる手紙の中で、彼女はいつも山を、上を、目指していた。登らなくてはと、自分を追い込むように言っていた。羽生の持つ焦がれるような気持ちを、彼女も確かに持っていた。彼女は山を持っていた。それを背中にしょって人と関わり、交じっていた。どんな時でも。

「山を甘く見るやつはいない」「死なないためだったらなんだってする」そんな言葉を確認しては、熱くなった。そうだ。彼女は、最期まで生きるため登っていったのだ。ただ上だけを目指して登っていたのだ。彼女は最後まで生きるために登っていたのだ。

それだけは、はっきりと分かった。この本を読んで良かった。私は今、心底そう思っている。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

男のロマンを感じた

2003/03/26 09:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:茶太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

自殺行為に等しい無謀な登山に挑む男の孤独がよく描かれていた。ただ、導入部に描かれていた登山家マロリーのカメラとその謎が、後半部分はうやむやになってしまったところが釈然としない。読後感は満足とは言えない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2008/01/23 16:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/05/17 10:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/09/25 17:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/11/18 12:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/12/16 21:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/05/29 11:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/11/14 21:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/01/01 01:49

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/06/07 02:21

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/08/30 21:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/07/22 18:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/08/18 10:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。