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紙の本
複雑系としての経済 豊かなモノ離れ社会へ (NHKブックス)
著者 西山 賢一 (著)
最新の認知科学等の新しい人間像を取り入れ、従来無視されてきた技術と消費者の好みのダイナミックスを捉え、基礎経済学の再生に取り組む。更に、応用として環境問題解決への手がかり...
複雑系としての経済 豊かなモノ離れ社会へ (NHKブックス)
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商品説明
最新の認知科学等の新しい人間像を取り入れ、従来無視されてきた技術と消費者の好みのダイナミックスを捉え、基礎経済学の再生に取り組む。更に、応用として環境問題解決への手がかりを探る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
西山 賢一
- 略歴
- 〈西山賢一〉1943年新潟県生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。東京大学薬学部講師等経て、現在、埼玉大学経済学部教授。著書に「免疫ネットワークの時代」「左右学への招待」など。
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複雑系としての経済とは?
2001/03/31 18:44
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投稿者:remi - この投稿者のレビュー一覧を見る
知識社会とか、ソフト化などとあいまいな現代経済社会。そのような新しい時代においては、古い経済学はもはや通用しなくなっているような観を受けます。そのような問題意識のもと、「複雑系」の考え方を経済学の議論に導入しようという動きがあるようです。塩沢由典さんの『複雑系経済学入門』という本は、入門書として非常に優れた本であると思います。
本書は、それとはやや異なった観点から、複雑系として経済現象を捉えようという野心的な本です。とりわけ、認知科学の知見を経済学に導入しようという著者の試みには驚かされるとともに、納得させられてしまいます。
複雑系として経済をとらえることで、これまでの経済学が想定してきた人間像、経済、消費、生産をどのように新しい観点から切ることができるのか、本書からは新しい経済学の萌芽を感じることができるように思います。