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- カテゴリ:一般
- 発売日:1997/11/26
- 出版社: 講談社
- サイズ:23cm/1冊
- 利用対象:一般
- ISBN:4-06-208539-9
紙の本
人間になりかけたライオン
著者 シェル・シルヴァスタイン (著),倉橋 由美子 (訳)
散髪をし服を着て、歌をうたって、人間の世界でどんどん人間らしくなっていったライオンのラフカディオは、ある時自分の居場所がどこにもないことに気付く。自分を見失ってしまった人...
人間になりかけたライオン
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商品説明
散髪をし服を着て、歌をうたって、人間の世界でどんどん人間らしくなっていったライオンのラフカディオは、ある時自分の居場所がどこにもないことに気付く。自分を見失ってしまった人々に贈る、新しい出発の物語。【「TRC MARC」の商品解説】
ぼくって誰?
自分を見失ってしまった人、新しい出発を目指す人に。
「ぼくを探しに」の著者が贈る、自分探しの旅。
さあ、シェルビーおじさんがとびきり変なライオンのお話をしてあげよう。何しろこんな変なライオンはおじさんも見たことがない……えーと、あれは12月17日の金曜日、シカゴでのことだった。よく覚えている。何しろ、その日は雪がぬかるみはじめて……いや、やはりもっと前から話を始めよう。このライオンがまだ小さかった頃からだ。いいね。【商品解説】
著者紹介
シェル・シルヴァスタイン
- 略歴
- 〈シルヴァスタイン〉アメリカの作家。著書に「おおきな木」「ぼくを探しに」などがある。
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猿は木から落ちても猿だが…
2016/12/25 18:20
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投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ぼくを探しに」に代表されるような、シルヴァスタインらしさが詰まった、アイデンティティについて深く考えさせられる大人の絵本。
成り行きのようでいて、その都度、自らの意思で歩きだすラフカディオ。ラストの「これからどうなるのか、ラフカディオはわからなかったが、何かが起こることはわかっていた。いつも何かが起こるものだ」という一文に、シルヴァスタインの作品に共通する温かな思いを感じる。
作品とは全くかけ離れるが、皮肉にも、読後すぐに思い出したのは、東海道新幹線の路線を変更させ、岐阜羽島駅を設置させた大物?政治家・大野伴睦の言葉「猿は木から落ちても猿だが、政治家が選挙で落ちれば、ただの人」であった。