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商品説明
ある日、「サラリーマンの私」は我に返った。「じぶんの人生」の主人公は誰か。会社・仕事・生活をユニークに変える「発想」を提案する、90年代の人生論。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
藤原 和博
- 略歴
- 〈藤原和博〉1955年生まれ。東京大学経済学部経営学科卒業。現在、リクルートフェロー特命新規事業担当、(株)イマジニア非常勤取締役、(株)フューチャーハウジングシステムズ監査役等を務める。
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紙の本
きちんとした人
2001/09/07 11:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:REV - この投稿者のレビュー一覧を見る
テリー伊藤とテレビに出ていたりする著者が、生きる、ということについて書いた本である。
観点は、日々の暮らしを見つめなおすこと。そう書いてしまうと、することがない人が身の回りのことについて、だらだら書き連ねる、という形式も多くあるが、すぐれたビジネスマンである著者は、そんな暮らしの状況を見つめなおし、どうしたらいいか、と考える。そして、考えた事を実践していっている、この本でも、今でも。
この本を通じて、著者の人柄がよく伝わってくる。きちんとした人だ。普通にちゃんと仕事をして、そのなかで感じたことを、地道に解決していく、というタイプだ。流行に追随したり、騒ぎ立てたりするだけで、自分では何もしない人たちもいる。自分で何を言っているのかもよく分かっていない人たちだ。
テレビにでているからなどと勘違いをしないでほしいけど、そうではない、きちんとした、分かっている人なのだ。
自分の周りを見渡してみたくなるかもしれない。
紙の本
「人生は誰のためにあるのか!?」と我にかえった時に。
2000/12/08 15:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松山真之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■ <ワン・チョット>
「新しく造語された“処生術”は、文字通り自分が主体となって、人生を
処するための方法である。処世術を処生術に!」
■ <モウ・チョット>
時代はあらゆる手管を通じて「いい子」を生みだし、その生産ラインは学校から会社まで一貫した方向性があった。そこには「自分の人生」を省みる余地はなかった。
著者の藤原和博氏もそんな時代の要請に応え(?)、リクルート社において、すばらしい実績と経歴を残してきた。営業マンとして、事業企画マンとして。
それは超がつくほど一流のものである。
しかし、そんなエリートサラリーマンは、ある日我にかえる。
「人生は誰のためにあるのか!?」
フランスやイギリスでの滞在経験や、メヌエルという病気などをきっかけに、人生を問い直し、そして行動した著者の「処生術」=自分主体の行き方が、この本の中に凝縮されている。
「このままでいいんだろうか・・?」という暗闇に吸いこまれそうな自問は、年齢を問わず、時々現れては人を悩ます。そんなとき、この本を読んで自分を見つめなおすといい。
とても著者のようなカッコいい生き方はできないかもしれないけれど、少しでも自分主体の「処生術」を使うことができれば、それはそれでスバラシイ。
会社のこと、仕事のこと、日々の暮らしのこと・・・それぞれにアート・デ・ヴィーブルが活かせる場面がある。著者のユニークな発想とエピソードにそのヒントを見つけたい。処世術を処生術に履き替えて・・。