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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1998.1
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:16cm/282p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-00-260332-6
紙の本
江戸漢詩 (同時代ライブラリー 古典を読む)
著者 中村 真一郎 (著)
江戸後期の漢詩文には近代意識の先触れともいうべき、自由な雰囲気が溢れている。漢詩文をこよなく愛する著者が、自然、都市生活、家庭、愛欲、女流、海外などのテーマのもとにその世...
江戸漢詩 (同時代ライブラリー 古典を読む)
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商品説明
江戸後期の漢詩文には近代意識の先触れともいうべき、自由な雰囲気が溢れている。漢詩文をこよなく愛する著者が、自然、都市生活、家庭、愛欲、女流、海外などのテーマのもとにその世界を散策する。再刊。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
中村 真一郎
- 略歴
- 〈中村真一郎〉1918年東京都生まれ。東京帝国大学仏文科卒業。作家、文芸評論家、詩人など幅広い分野で活躍。著書に「恋の泉」「テラスに立つ少年」「女体幻想」など多数。98年死去。
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紙の本
江戸文学の本流を語る
2002/07/28 21:59
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投稿者:ベリ太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸漢詩を深く愛した著者のエッセンスが本書である。
漢詩、それも江戸期というとせいぜい詩吟の
イメージがあるかどうかというところだろう。
一般に江戸期の文学が西鶴、近松、芭蕉、一茶というところに
代表されているが、本流は漢詩であった。
都市だけでなくそれこそ全国津々浦々に普及し、
漢詩は知識人の共通言語であったであろう。
本書はそのような江戸漢詩の多彩な魅力の一端を見せてくれ、
昨今の衰微がよけいに残念に感じさせられる。
著者の江戸漢詩への愛着と膨大な読書量を感じ、
このエピキュリアンの凄まじいばかりの情熱をあらためて知る思いである。