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紙の本
江戸文学の本流を語る
2002/07/28 21:59
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投稿者:ベリ太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸漢詩を深く愛した著者のエッセンスが本書である。
漢詩、それも江戸期というとせいぜい詩吟の
イメージがあるかどうかというところだろう。
一般に江戸期の文学が西鶴、近松、芭蕉、一茶というところに
代表されているが、本流は漢詩であった。
都市だけでなくそれこそ全国津々浦々に普及し、
漢詩は知識人の共通言語であったであろう。
本書はそのような江戸漢詩の多彩な魅力の一端を見せてくれ、
昨今の衰微がよけいに残念に感じさせられる。
著者の江戸漢詩への愛着と膨大な読書量を感じ、
このエピキュリアンの凄まじいばかりの情熱をあらためて知る思いである。
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