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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:1998.4
- 出版社: 福音館書店
- サイズ:26cm/39p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-8340-1519-X
紙の本
大きなヤシの木と小さなヤシ工場 (たくさんのふしぎ傑作集)
洗剤、食べ物、たわしなど様々な用途に使われるやしの実。ビルマの村で実際にやし油を作る作業を見せてもらい、ついでに赤砂糖、でんぷん、カゴ、ほうきまで…。やしの木に密着した人...
大きなヤシの木と小さなヤシ工場 (たくさんのふしぎ傑作集)
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商品説明
洗剤、食べ物、たわしなど様々な用途に使われるやしの実。ビルマの村で実際にやし油を作る作業を見せてもらい、ついでに赤砂糖、でんぷん、カゴ、ほうきまで…。やしの木に密着した人々の暮らしを伝える。92年刊の再刊。【「TRC MARC」の商品解説】
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知らないのに懐かしい田舎の風景。
2016/02/17 16:16
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
南国の観光ポスターでよく見かけるヤシの木は「可愛そう」。最初にこんな文章が飛び込んできて「え!?」と驚きます。ジャワ島の小さな村の普通の家を訪れて、「ヤシのある生活」を見てきたレポートを絵本にしたもの。説明が中心の、かなり文字の多い絵本ですが、なかなか面白く読めました。
ヤシの木は日本では珍しい風景を想起させる植物なのですが、それを使って生活している人たちの様子は、どこか懐かしさも感じました。日本では主食として栽培される稲を、実であるコメを食べるだけでなく茎である稲わらからは縄をつくるなどいろいろ利用します。ヤシの木が生活の大事な部分にある地域では、ヤシをいろいろなことに利用して無駄なく使おうとしている。そんな姿勢が「知らないのに懐かしい」きもちになるのかもしれません。南の島の珍しい生活のお話なのですが、忘れかけている日本の生活を思い出させてくれるお話でもありました。
観光ポスターに写っているいるヤシの木はなぜかわいそう?考えてみてください。