サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4 2件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.10
  • 出版社: 毎日新聞社
  • サイズ:19cm/317p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-620-31256-8

紙の本

本読みの達人が選んだ「この3冊」

著者 丸谷 才一 (編)

各界で活躍中の読書人150名が様々な分野の本のベスト3を選定。専門家が選ぶ専門分野の必読書はもちろん、意外な人の意外な趣味までが覗ける「本の本」の決定版。毎日新聞書評欄に...

もっと見る

本読みの達人が選んだ「この3冊」

税込 1,650 15pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

各界で活躍中の読書人150名が様々な分野の本のベスト3を選定。専門家が選ぶ専門分野の必読書はもちろん、意外な人の意外な趣味までが覗ける「本の本」の決定版。毎日新聞書評欄に掲載のコラムを単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

丸谷 才一

略歴
〈丸谷才一〉1925年山形県生まれ。東京大学英文学科卒業。作家。「たった一人の反乱」で谷崎潤一郎賞、「忠臣蔵とは何か」で野間文芸賞を受賞するほか、著書・受賞多数。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー2件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

読みたくなった本はやっぱり読みたい本だった

2023/01/15 23:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

1995年4月から98年3月まで、毎日新聞書評欄「今週の本棚」のコラム『この3冊』をまとめたもの。
各界の読書人に様々な分野の本ベスト3を選んでもらい、語ってもらったもの、ということになっているので、どんな人がどのようなテーマに沿って本を3冊選んだのか、そしてそこで何を語っているのかというのがこの本の楽しみとなっている。これがいろいろと面白い。
始めからして、井上ひさしが選んだアメリカの野球小説であるし、半藤一利の選んだ相撲の本とか、原田康子選ぶ将棋の本、養老孟司の恐怖小説などなど、この選者でこのテーマかというようなものも収められている。もちろんストレートに選者の専門とする分野の本を選ばせているものもあるので、安心して読むこともできる。
都合、150人の選者の文章が載っているので、紹介された本は450冊に上ることになる。すでに読んだものもあれば、とても読めなさそうな本まであったが、全部読み通してみて何となくわかったことがある。
これだけ何冊もの本について書き並べられると、自ずからこちらの目にとまるものととまらないもの、読みたくなったものとそうでもなかったものに分けられるのだ。しかもそれは、もともとこちらの興味関心があるかないか、評者のことを知っているか知らないか、選ばれたテーマに惹かれるか惹かれないかといった観点が重なり合った具合によって決まるようだ。
なので、この本を読んだから読みたくなったとは限らず、もともと読んでみたいと思っていた本が選ばれていて余計に読みたくなったというのがあり、この本を「ブック・ガイド・ブック」として読むというより様々な読書人のコラム集として読んでいた、ということなのかもしれない。
そして、私がこの本を手に入れたのは、実はコラムを読むためと言うより、和田誠のイラストを眺めたいから、というのが本当のところだったのかもしれない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

各界の150人による450冊の良書ガイド。編集の妙。

2010/07/24 08:42

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風紋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 丸谷才一による前書きが本書の委細をつくしている。
 本好きには特に気に入っている分野がある。そこに目をつけて各界の読書人にいろんな分野の本ベスト・スリーを推薦してもらったのが、本書のもとになった「この3冊」。毎日新聞書評欄「今週の本棚」のコラムである(1995年4月から1998年3月まで)。
 井上ひさしの「アメリカ野球小説」、平岩外四の「時代小説」、都留重人の「経済学者の自伝」などが登場した。
 その後、追悼文的なものがまじった。矢代静一の「遠藤周作の本」、川本三郎の「藤沢周平の本」、伊東光晴の「脇村義太郎の本」など。
 翻訳の名手の名訳をえらぶ企画も出た。安藤元雄の「堀口大學の翻訳」、佐伯彰一の「中野好夫の翻訳」など。異色なのは、柴田元幸の「村上春樹の翻訳」。
 ひとくくりにできないテーマもあって、たとえば宮部みゆきの「タイムトリップ小説」がそれ。『蒲生邸事件』に感心した丸谷才一が思いついたものだそうだ。

 本書に登場する読書人150人は、各界の錚々たる方々だ。学者、文筆業者はもとより、財界人から野球人まで。
 たとえば、スポーツジャーナリスト・新体操インストラクターの山崎浩子が選ぶ「スポーツの本」のベスト・スリーは、(1)『汚れた金メダル』(松瀬学/文藝春秋)、(2)『オリンピックヒーローたちの眠れない夜』(佐瀬稔/世界文化社)、(3)『メンタル・タフネス -勝つためのスポーツ科学』(ジム・レイヤー/TBSブリタニカ)。
 オリンピックのメダリストは、一時はもてはやされても、そのうちタダの人になる。しかし、国によっては、メダルを獲得するか否かで、その後の生活が天国と地獄ほどの差が生じる。ために、ドーピングに手を染めることもある。中国競泳陣のドーピング疑惑にとりくんだのが(1)。ドーピング隠しのあの手この手が明らかにされる。
 ・・・・といったような内容紹介と、「華やかな舞台の裏を垣間見ることができる」という短評が付く。

 あるいは、弁護士にして詩人の中村稔が選ぶ「海外弁護士ミステリー」のベスト・スリーは、(1)『大はずれ殺人事件』(クレイグ・ライス/ハヤカワ・ミステリ文庫)、(2)『門番の飼猫』(E・S・ガードナー/ハヤカワ・ミステリ文庫)、(3)『依頼人(上下)』(J・グリシャム/新潮文庫)。
 (2)のペリー・メースン・シリーズは評者も愛読していたが、中村稔はどう評価しているのか。彼の自伝『私の昭和史』、『私の昭和史 戦後編(上下)』にはミステリー談義は出てこなかったような気がする。だが、「シリーズ中では初期の作品にすぐれたものが多いが、意外性、推理に無理のないこと、テンポの早さで」(2)が随一のものだと考えている、というから、このシリーズを網羅的かつ丹念に読んでいるのは確かだ。
 ちなみに、中村稔はこう書く。「芝居気たっぷりで野心的で、いつも大向こうの喝采をあてにするのは、弁護士の本来の資質であり、ペリー・メースンほど弁護士らしい弁護士はいない」と。
 夫子自身、芝居気たっぷり、野心的なのだろうか。だとすると意外な一面を知ったことになる。

 『本読みの達人が選んだ「この3冊」』は、寝ころんで読める程度に軽い。手にもって軽いし、気軽にページを開くことができるという点でも軽い。どのコラムも見開き2ページにおさまっているから、任意のページから読みはじめてよい。すべての選者に和田誠のさし絵がついていて、これがまた楽しい。
 アクセスしやすさのわりに、なかみは濃い、と思う。選者とテーマのとりあわせが斬新だし、文筆のプロはプロなりの、アマチュアはアマなりの本の読み方、評し方は読みごたえがある。さらには、中村稔のように、選者をより深く知る機会ともなる。
 選ばれた本の一部に当時すでに品切れのものがある点にやや難があるが、前書きで「かなりの良書だと思つてゐる」と丸谷才一が自賛するのも、むべなるかな。

※本書のさわりは次をどうぞ。
 本読みの達人が選んだ「この3冊」 ~SF、ミステリー、SFミステリー~
 本読みの達人:テーマは女 ~笑い、ファッション、評伝~
 本読みの達人:テーマは歴史 ~イギリス史、フランス史、ローマ史~

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。