サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 9件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.12
  • 出版社: 宝島社
  • レーベル: 宝島社文庫
  • サイズ:16cm/549p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7966-1433-8
文庫

紙の本

クーデター Coup (宝島社文庫)

著者 楡 周平 (著)

クーデター Coup (宝島社文庫)

税込 838 7pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー9件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

リアル

2001/04/12 02:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 クーデターを題材にした小説としては、久々に一気に読んでしまいました。真に迫った、いつ起きても不思議がなサスペンスである。
 戦争(クーデター)の血のにおいまで想像させるような「リアル」さを持っています。又、主人公の川瀬雅彦の恋人への愛し方も魅力的です。
 ぜひ読んでみてください。お勧めです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

迫真性とスケールの大きさを兼ね備えた、日本の自衛権の矛盾点をつく快作。

2021/11/17 21:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

迫真性とスケールの大きさを兼ね備えた、日本の自衛権の矛盾点をつく快作。狂信的宗教団体のクーデター計画が進行する中、突然、米原潜が事故に遭い、北朝鮮領海近くで浮上したまま漂流を開始。内外の危機が同時発生することで、“クーデター”という危険性が隠蔽されてしまう構図が秀逸。加えて他の小説と大きく異なってるのが自衛隊の防衛出動をすぐさま決断するところ。<まあ、クーデターがテーマなのでそうしないと話は続かないけど。>しかしこの首相の英断によってクーデターが成功する直前まで進行する危機感が凄い。この狂信的宗教団体のモデルが“オウム真理教”であることは疑う余地はなさそうだが、テロの規模に比較してその理念や計画があまりにも幼稚だった“オウム真理教”とは異なり、その政策・計画の緻密さが段違い。正に秘密政治結社であるところが怖いのだ。だがこのような高い理念を兼ね備えた秘密政治結社が実在したとするなら、作中でも実行部隊の人間が感じるように、一般の人間を殺してもよいのかという疑念が生じもう少し異なる手段による世直しを考えると私は思うのだが。性善説すぎるか。著者もこの辺の矛盾を準主役と思われた美貌のニュースキャスター:野上由紀を無残にも殺してしまうことで象徴的に描いて見せたとも思われる。
 あと狂信的宗教団体の教主が直接権力の座に座るのではなく、隠された信者たちに政権を取らせてそれを裏から牛耳ろうという緻密な構想も巧み。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

徹底したエンターテインメント

2000/10/16 00:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひで - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書の広告文では、氏をアメリカの誇る人気作家トム・クランシーとフレデリック・フォーサイスになぞらえている。本作は、そんな広告文通り、人気作家二人を向こうにしても負けることのない作品の大きさとスピード感を持っている。正の主人公川瀬雅彦の初登場作である本作は、ハリウッド的な大きさと日本人的な緻密さを兼ね備えた小説となっている。

 CIAが掴んだ重火器の密輸事件。武器は政官財界の腐敗を嘆く龍陽教の信者へと渡る。彼らが仕組んだのはテロ事件。着々と進む準備の中、日本海ではロシア船の爆発に巻き込まれたアメリカの原潜が航行不能になる。この期に併せ動き出したテロ事件は能登で始まった。向かった機動隊は全滅。取材に当たった川瀬の恋人は死亡する。そして東京でも警視庁とアメリカ大使館が爆破され、ついに自衛隊が動き出す。すべての真実を探るため川瀬は動く。果たして事件の結末はどうなるのか。

 日本は軍事的観点から見ると面白い国である。平和憲法を掲げながらも、その一方で世界でも上位にはいるほどの軍事力=自衛隊を持つ。沖縄を始めとする各地に他国の軍隊が駐留する。そしてまたマスコミや政治家は、北朝鮮だ、中国だと何かと仮想敵を作り出し、国民に危機意識を持たそうとしている割には、本人にももちろん国民にも危機意識は全くなく、平和ボケなどと称されている。そんな日本にここ最近少し変化があるとすれば、オウム真理教の事件、阪神大震災、北朝鮮のミサイル発射など、ぼけた頭に渇を入れるかのような事件が連続して起きたからだろう。もちろんさめやすい国民性からか、事件直後と比べれば危機意識はかなり低くなってるが、日本だけが世界で例外ではないことは日本人の心理に深く刻まれたことだろう。

 本作では、そんな現実を背景に、宗教団体のテロ、自衛隊の緊急出動、日韓米の三国対北朝鮮の構図を中心に、ヒステリックにわめく一部の人間と、何事もないかのように生活を続ける大多数の日本人という状況を浮き彫りにしている。その中を戦争を体験した川瀬が動き、真実を暴いていく。川瀬の姿は日本人的ではない日本人であり、この点は日本にありながら日本ではない外資系企業につとめた経験を持つ楡氏だからこそ描けたのだろう。

 少し難しくなってしまったが、ともかく本作はエンターテインメントを十分に熟知した楡氏の手によって、多くの情報を盛り込まれ、それでいて情報過多に陥ることなく、物語のディテールを豊かにしてくれている。エンターテインメント性とメッセージ性の両者がうまく噛み合い、徹底したスピード感は最後まで落ちることのない本作はまるで映画を見ているかのようである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/09/01 10:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/02/02 21:49

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/02/25 21:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/03/29 11:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/10/04 23:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/08/07 06:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。