紙の本
驚きのラストが有名な、クリスティーの代表作
2001/08/08 01:27
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投稿者:ゆーき - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画にもなり、もうミステリーの古典中の古典とも言えるべき本作。
運行中、降り積もる雪の中に閉じ込められてしまったオリエント急行。そんな中である一人の男が刺殺体として発見される。犯人は? 乗りあわせた乗客達は、男とは何も関係がなさそうなのだが。。。
この本のラストはやはり驚きです。あまりにも有名なので、映画や他のミステリーの書評なんかでラストだけ知っている方もいらっしゃると思いますが、ぜひ小説でも一度読んでみて欲しいと思います。
これを読まずにミステリー好きとは言わせない!ってぐらいの、ミステリーの王道です。
紙の本
オリエント急行の殺人
2001/04/13 16:19
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投稿者:よさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画にもなって、とても有名な作品なので、何を今更書評なんて…。でも、当時の人達の潔癖さ、情け深さや思いやりといった、昔の日本人が当たり前に持っていたものがここにはあって、異国の作品なのにもかかわらず、とても懐かしい気分になってしまいます。
ミステリの王道中の王道、ぜひ味わって読んで下さい。
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アガサ・クリスティーの作品を今まで読んだ事がなくて
まず何か読んでみたい人、又はポアロシリーズを初めて読む人の
「ファースト・ポアロ」としておススメの作品。
旅行好きのクリスティーが、
陰惨な殺人事件の現場に選んだのはこの作品が生み出された
1930年代当時、パリからイスタンブールへ、
6つの国を横断しながら走った、最高品質のサービスを誇る
長距離急行列車オリエント急行。
そこでポアロと偶然乗り合わせた
国籍も年齢も階級も多種多様な乗客達。
この中に犯人は存在するのか。
複雑に張り巡らされた数々の罠。
ポアロはこの謎を解く事が出来るのか。
何の予備知識もなくこの作品を読む作者は、
最高のラストを味わう事が出来るだろう。
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エルキュール・ポアロ・シリーズ
オリエント急行内で起きた殺人事件。12か所刺された被害者の正体はアームストロング大佐の娘を誘拐し殺害した犯人カセッティ。崩壊したアームストロング家の関係者が載るオリエント急行。乗客たちの証言内容に隠された秘密。ポアロの下した結論は?
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豪雪で立ち往生の豪華列車の中で
密室殺人が起こり、ポアロが解決に乗り出す話です。
久しぶりに読み返したものです。
一見解決不能な複雑な事件に思えた物が
スッキリとほぐれていくのを読むのはやはり気持ちいいです。
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「わたしとしましては、自分の解答をみなさんの前にだしてごらんにいれたのですから、これでこの事件から手をひかせていただくことにして・・・・・・」
わお!!!
もうラストは驚きの連続!!!
名作とは、こういうものをいうんだ、と見せ付けられ、思い知らされた感じです。
これぞ、ミステリーだ、トリックだ!!と言わんばかりの作品。
まったく誰が犯人かなんて分からない状態で、少しのヒントで次々に紐解いていくポアロ。
素晴らしい。よく、そんな小さな綻びから大きく見えていくのか。
私は、最後、あまりにも驚きすぎて、びっくりしちゃって、「あ!!」と外にもかかわらず声が出てしまった。
そして、そのトリックの素晴らしさ、まさかの人物の登場に、なんだか泣けてきてしまった。
それぐらい凄い。
何よりもラスト。
最近の推理物では、考えられないような展開。
ポアロなりの「正義」を見せてもらった。
かっこいいよーーー。
もうこれは、クリスティ読破するしかない!と気持ちを新たにさせてくれた1冊なのでした。
最高!!!!!!
【10/20読了・初読・市立図書館】
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ある程度ミステリーに精通している人だったら
真相発覚間近に発覚する
「ある事実」を知った時点で
犯行の真相は大体予想がつけられることでしょう。
ただ、これらの予想がつかない場合は
まず、怪しい人から疑ってしまうかも…
普通のミステリーでの
定義はこの作品では通用しませんよ。
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なるほど!名作。
軽快なテンポであれよあれよとユーモアさえも交えて進んでいくこの謎解き物語は、いささかご都合主義的なところもありながらも、
やはりその発想にはお見事!というしかありません。
そして語り口もうまい。
そしてそして、幕切れもなんともお見事でした!!
感動!!
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もう30回は読んだと思われるこの本を、移動中にまた、読み直している。もう、犯人やトリックを知っているどころか、「このあとの公爵夫人のせりふが印象的なんだよな」と、先んじて暗唱したりするくらい中身を憶えてしまっている。そして、それでも面白い。他の未読の本を読まねばと思いつつ、つい手がのびてしまう。それはやはりこの小説が、お話いじょうに「形式」としての快楽をそなえているということだと思う。
お気に入りのジョギングや散歩のコースをたどることは、それが初めての道でなくても(というかだからこそ)、快楽である。同じように、本を読むというのは立派に運動だから、お気に入りの「形式」を通過するという読書は、読み手にとって快楽である。探偵が偶然乗り込んだ列車が立ち往生、そこで起こる殺人、尋問、思考、そして……という構成から文体から、すべての配置が、ジョギングコースの上り下りや目に入る景観の妙とおなじように、通過するたびに気持ちがいいひとつの流れになっている。
そういう、飽きのこない「形式」に出会えることは、本を読むものにとって、一生ものの財産だ。
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灰色の細胞、エルキュール・ポワロ
初対面で与えてくれた衝撃ったらないよね。
トリックも大好きやけどやっぱラストがステキ。
絶対あっち選ぶと思うやん!
ニクいぜ!
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もちろん再読なんですが。
先日テレビで解読をやってたもんで読みたくなった。
相変わらず細部をすっかり忘れてたので、とても楽しかったですw
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当時勤めていた印刷会社で作った本。
確か私は手掛けていなかったと思うけれど、丁度私が在籍していた時に重版されたもの。
それだけに特別な思い入れのある本。
初めて読んだのは確か中学生の時、学校の図書館から借りて読んだ、ハズ。
小学生の時にドイルとポーに出会って本格ミステリの面白さを知り、母親が大好きだったクリスティーはそれまでTVドラマのポアロしか知らなかったんだけど、この作品は魅力的な要素が満載。
ミステリとしての面白さはもちろん、ロケーションが特別。
鉄道、それもオリエント急行という豪華客車を代表する特別な列車で起きる密室殺人!
ワクワクする!様々な国籍・身分・年齢の人間が乗り合わせる列車、雪で立ち往生しどこにも逃げ場がないなか忽然と姿を消した殺人犯。
現代なら例え何もないところで立ち往生してもすぐに救助のヘリが飛んでくるだろうし、携帯電話ですぐ連絡もつく。
国籍が違うくらいでは無関係だなんて思い込みも起こらない。どこに誰が居たっておかしくない時代だから。
最先端技術を駆使した犯罪・捜査技術を駆使した現代のミステリも面白いしワクワクするけれど、昔のミステリ小説にはロマンがあると思う。
実はポアロの最新作(最近見つかった未発表の原稿)を最近購入したのでこれを機に色々読み直そうかなぁ。
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ほぉぉ、、、こんな展開とは!
名作と聞いていたけど、まだ読んだことがなくて、内容も全く知らなかったから、読み進めるにつれて「え?え?え〜?」という楽しさがあった。映像もみたいな。
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これもまた、あまりに有名なトリックもの。
キャラの描き分けや雰囲気のある舞台が、とってもゴージャス。
女優さんにしびれました……。
被害者、あいつならやられちゃっても仕方ない! って、つい思っちゃう。
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ラチェットとは不可避の運命を象徴する不吉な名か、他に聞いたことが無い。いかに高名なポアロでも「護衛してくれれば2万ドル(現在の数千万円?)」とは只事ではない。「あなたの顔が嫌いなのですよ」まるでポアロもグル(彼のいるところ事件が必ず起こる=ゴルゴ13と同じく)、「あとで正体=カセッティだと気づいた」というが╱復讐とは東洋的で刃物で殺すのは音がしなくて好都合/秘書と従僕がいるのに別の車室で「用があれば車掌に呼びに行かせる」システム、なぜ同室にいなかったのか/犯罪組織なら舍弟がいるだろうに使用人の身元調査を怠ったのは致命的