「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.4
- 出版社: 日本経済新聞社
- サイズ:20cm/237p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-532-14736-0
紙の本
敗者のゲーム なぜ資産運用に勝てないのか
投資家が豊かな情報をもとに、積極的な役割を果たし、成功するために、証券運用における現代の実戦的方法を論じる。1987年刊「機関投資家時代の証券運用」の原著に個人投資家への...
敗者のゲーム なぜ資産運用に勝てないのか
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
投資家が豊かな情報をもとに、積極的な役割を果たし、成功するために、証券運用における現代の実戦的方法を論じる。1987年刊「機関投資家時代の証券運用」の原著に個人投資家への助言を加えた改題改訂版の翻訳。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
チャールズ・エリス
- 略歴
- 〈チャールズ・エリス〉1937年生まれ。ニューヨーク大学で博士号取得。72年、グリニッチ・アソシェーツ社設立、同社代表パートナー。アメリカのファイナンス、資産運用分野での指導者的存在。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
長期投資家を目指せ!
2002/03/07 14:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さにお - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者の主張は大きく2つです。一つ目は個人投資家は短期売買するのではなく長期投資家になること。市場タイミングに賭けてみようというのは「悪魔のささやき」。二つ目はインデックスファンドを購入せよということ。大手運用機関で、長期的に市場平均に勝っている所はほとんどない。
個人投資家として本書は参考になる部分が多い良書ですが、訳のせいか読みにくく感じました。投資戦略の発想法の方が読みやすく、内容も本書とかなり近いです。
他にも資産運用関係の本のまとめをつくっているので良かったら参考にしてください。
紙の本
下手のテニスは、得点より失点が多くて自分のミスで負けちゃうって。なるほどね。投資もまた同じだそうだ。
2001/05/28 23:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:torikata - この投稿者のレビュー一覧を見る
資産運用で最も大きな脅威はインフレです。倹約して貯蓄に励んでも、インフレがその価値を容赦無く奪って行くのです。少々の金利では防ぎ様がありません。過去、防ぐことができたのは、株式による運用でした。企業の価値創造のペースは、インフレを上回る、ということでしょうか。これからもインフレ対策としては、株式しかないでしょう。しかし、「売り買い」していては、成績は上がりません。証券会社に手数料を取られるだけです。
また、「安く買って高く売る」なんてのは、不可能です。株の動きは「ランダム」なのです。従って結論は「株式の長期保有」できれば「手数料の安いインデックスファンド」がお薦めなのです。「敗者のゲーム」とは、「ヘタクソなテニスプレーヤー」のゲームです。下手なテニスプレーヤーは、もっぱら「自分のミス(ネットとか、アウトとか)」で失点を重ねます。素人によるアクティブな運用は損をするだけということです(しかし玄人にとっても市場平均を上回ることは至難の技なのです)。素人で、老後に備えてじっくり資産を育てるにはどうしたらいいか、ヒントが欲しい方にお薦めです。
紙の本
本当にプロは賢いのか?
2001/03/07 15:24
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲームには勝者のゲームと敗者のゲームの2種類があると著者は言います。ど素人が多数派で腕に覚えのあるプロが参加すると面白い様に点が取れるのが勝者のゲームとするとプロがひしめき合っていくらナイスプレーをしてもほとんど得点にならず、ただ相手の犯すミスによって勝敗が決する減点主義的ゲームが敗者のゲームだと。そして優秀なプロのひしめく株式投資の世界は敗者のゲームなのでど素人が押っ取り刀で出かけても身ぐるみ剥がれるのがオチと著者は読者をおどします。ホント?株式やってる機関投資家ってそんなに優秀だったっけ?ただ15章以降は読ませます。参考になる意見も多い。
紙の本
投資家として成功するためには何が必要か。その基本問題を平易に,しかも本格的,理論的に論じた話題作
2000/07/22 06:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1987年刊「機関投資家時代の証券運用」を原著に個人投資家への助言を加えた改題改訂版の翻訳である。本書は運用の教科書でもないし,どうやって成長株を見つけるかといったガイドブックではない。あくまで,証券投資の基本問題を平易に解説し,その際忘れてはならないいちばん大事なことを説き起こしている。著者のエリスは,資産運用を成功させるうえで最も重要な役割を果たすのは,ファンドマネージャーではなく,投資家自身であると指摘している。そして,投資家自身が運用の真の目的を明確にし,その目的達成のために何をなすべきか,という方針(運用基本方針)を策定の上,長期的にこれを実行していくことが,真の意味での証券投資に成功する決定的に重要な要因だと主張している。
確定拠出型年金の導入,ペイオフの実施など,個人の自己責任が強く求められている今日,エリスの助言は示唆に富んだものである。訳者はエリスと10年来の親交をもつだけに,訳文もスムーズで初心者,プロを問わず味わい深く読むことができる。
(C) ブックレビュー社 2000