「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.5
- 出版社: 経済界
- サイズ:20cm/253p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7667-8182-1
紙の本
口コミ時代の到来 新しい時流の読み方・創り方
著者 船井総合研究所口コミ研究チーム (著),船井 幸雄 (監修)
効率的にみても、効果という点からみても、日本では口コミがマス的なPR法より有利になりつつある。エルベ・シャプリエ、洋菓子店キルフェボン、クリアベールなど9つのケースを取り...
口コミ時代の到来 新しい時流の読み方・創り方
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
効率的にみても、効果という点からみても、日本では口コミがマス的なPR法より有利になりつつある。エルベ・シャプリエ、洋菓子店キルフェボン、クリアベールなど9つのケースを取り上げて、そのヒントを探る。【「TRC MARC」の商品解説】
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
原始的な情報伝播の仕組みの本質に迫る
2000/08/17 12:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松山真之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■ <ワン・チョット>
「口コミが世の中心となってきた背景とは、皮肉なことに、情報化社会の成熟という事象なのだ。」
■ <引き続き>
世の中のヒット商品やサービス等には、口コミによって大ブレイクしたものが結構ある。北九州の卵屋(らんや)、ポケモン、ストレス時代にマッチしたぬいぐるみまくらの「うでまクマ」、不況知らず、超繁盛の旅館「名月荘」など事例を分析しながら、情報多寡、マスコミちょっと不信時代のこの時代に、「口コミ」がどういう意味をもつのか、いかに効果があるかなどを分析、この一見、原始的な情報伝播の仕組みの本質に迫る。
“一般に口コミとマスコミは、相反する位置づけにあると見られるが、実はそうではなく”、口コミの情報発信源の人は、その情報をマスコミから得たり、逆に口コミで信頼性が高められた情報がマスコミによって拡大されたりと、その位置づけは相互に作用しあうようなところがある。
口コミの最も重要な要素は、“本物を見分けた信頼できる情報”ということだ。「実際に体験した」「事実を知っている」情報くらい精度の高いものはなく、しかも、それが自分と同じような価値観を持つ、同世代、同ライフスタイルの人の情報なら尚更、というわけだ。
この本では触れていないが、ネット時代になり口コミの「くち」は、インターネットのメールという別の口(これが結構、でかい口だ)をもったことも、口コミの威力を益々高める状況にしているといえる。
口コミ論のきっかけとして、面白い材料がある本だ。フィルタード・インフォメーションの意味あいを、インターネットでの情報伝達にも触れながら展開してほしかった気もするが、結構おもしろい内容だ。(というWebookの紹介は、言ってみれば口コミかなぁ、口ゴミだったりして・・・?)