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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.7
- 出版社: 紀伊国屋書店
- サイズ:20cm/430,7p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-314-00848-2
- 国内送料無料
紙の本
リベラリズムの存在証明
著者 稲葉 振一郎 (著)
個人と社会の相克関係を根底的に問い直し、最小福祉国家への構想を描く理論的挑戦作。「ナウシカ解読」で注目を集めた気鋭の社会哲学者による書き下ろし。【「TRC MARC」の商...
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商品説明
個人と社会の相克関係を根底的に問い直し、最小福祉国家への構想を描く理論的挑戦作。「ナウシカ解読」で注目を集めた気鋭の社会哲学者による書き下ろし。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
稲葉 振一郎
- 略歴
- 〈稲葉振一郎〉1963年東京都生まれ。東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学。現在、岡山大学経済学部助教授。共著書に「個人と共同体の社会科学」など。
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紙の本
大ファウル
2008/06/07 08:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:半久 - この投稿者のレビュー一覧を見る
bk1書評者の梶谷懐氏が、『経済学という教養』(2004年)の書評で著者の過去作に触れている記述がある。この本(1999年)の評価としても、それがよく当てはまると思う。勝手ながら引用させていただく。
《ただ、これまでは自分の新たな立ち位置について模索中という感じがあって、短い文章ではとても鋭いキレを見せるのに、著作では全体として何を主張したいのか今一つわかりにくいという印象があった。》
『ナウシカ解読』(1996年)にもその気があったが、率直にいえば、「なにを訴えたいのかよく分からない」ジャンルに入れたい本だ。「勝手にジャンルを作るなァ~~」・・・てのは、一人ツッコミですが(苦笑)。
文体が性に合わないというのもあって、以後は稲葉氏の著書とは縁はなくなってしまった。
ただ、その後に発表されているものは、私のようなボンクラにも読みやすいものも出されているようだ。素直に喜びたい。
本書には、鋭い着眼点の文もところどころに見られるといった良さもある。しかし、総合的にはお薦めするには至らない本だと思う。