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商品説明
弥勒との出会いから2年が経ち、ついに運命の日、魔都・京都へ旅立つ時が来た。斎藤一や土方歳三の説得にも、かたくなに京都行きを拒む総司は、悩みながらも、山南敬助に相談しにいくが…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
栗本 薫
- 略歴
- 〈栗本薫〉1953年東京都生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業。小説家。中島梓の名でも、評論、脚本、演出などを手掛ける。「文学の輪郭」で群像新人賞受賞。著書多数。
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紙の本
まるで第2部になったようです
2004/12/16 21:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻でついに沖田総司が自身の存在について覚醒したのだ、これで物語が本格的に始まるのだ、と思わせて終っていたのですが、この第7巻が始まってみるとなんと2年も時間が経過しているではありませんか。覚醒したはずの沖田総司も相変わらず布団を暖めることが多く、猫を友だちとしているという状態です。これでは前巻の高揚感は何だったんだ、と言いたくなります。
それでも、2年という時間の経過で、ついに新撰組の誕生の発端となる浪士組の誕生の経緯と京への上洛が語られていて、「やっぱり始まりだね」と思わせられます。そういう意味では、前巻までが第1部で、この第7巻から第2部新撰組誕生編の始まりという感じです。
おなじみの試衛館の仲間たちに加え、これまでチラッとしか出てこなかった清河八郎や何と言っても芹沢鴨が出てきて、次巻への期待を持たせます。
それにしても、これだけ多くの人に知られている史実を踏まえながら、どうやって異次元へと連れて行ってくれるのでしょう。