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商品説明
ISO10006の発行に伴い、国際標準として注目されるようになったプロジェクトマネジメント(PM)。PMBOKを中心としたそのグローバルスタンダードや新しい手法のEVMSなどについて詳解する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
能沢 徹
- 略歴
- 〈能沢徹〉1947年生まれ。埼玉大学理工学部卒業。日本アイ・ビー・エム(株)開発製造部門勤務。日本プロジェクトマネジメント学会会員。
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紙の本
プロジェクトマネジメントをプロジェクトオーナーの視点から解説した貴重な本
2001/09/06 22:19
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投稿者:好川 哲人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
プロジェクトマネジメントをプロジェクトオーナー(発注者)の視点から解説した本である。
プロジェクトマネジメントの本というと、視点はプロジェクトマネージャーにある本が多い。ところが、プロジェクトがうまく行くためには、オーナーが上手にプロジェクトを定義して、適切な形でコンストラクタにプロジェクトを発注する部分が重要なケースが多い。しかし、そのような視点の本は意外に少なく、貴重な本である。
本書の中心になる内容は2つある。一つはプロジェクトマネジメントの手法としてEVMS(Earned Value Management System)の紹介である。もう一つがPMBOKの紹介である。アーンドバリューは出来高という意味で、プロジェクト作業がどの程度達成されたかを示している。この値と計画値を比較して進捗の評価をするのがEVMSである。この本ではEVMSについて詳しく説明されている。PMBOKについては、9つのマネジメントプロセスの一つ一つを、必要最小限のことを簡潔に説明している。読み終えれば、ほぼ、PMBOKのフレームワークが分かるようになっている。このほかに、契約方式についても詳しく解説されている。
このようにプロジェクトオーナーが必要とする知識を網羅しており、プロジェクトの発注担当者になった人にお薦めの1冊である。同時に、プロジェクトマネージャーにとってもオーナーの視点を知り、うまくプロジェクトを進めていくために必読の1冊である。
(技術士好川哲人の「eマネジメントの本質」第2回 エンジニアリングマネジメント:プロジェクトマネジメント より)