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商品説明
七軒建ててなお、満足できないのが家づくり。お金がなくたって家は建つ。狭いながらも楽しい我が家は作れる。失敗して覚える家づくりこそ我が人生! 愛川欽也の家づくり奮戦記。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
愛川 欽也
- 略歴
- 〈愛川欽也〉1934年生まれ。浦和高校から俳優座養成所に入団。劇団三期会を経て、フリーに。以後、俳優業の傍ら、深夜放送のパーソナリティ、声優、司会者として活躍。著書に「じんじろげの詩」など。
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紙の本
自分自身に合った家を考えるための参考書。人並み外れた豊富な家づくりの経験を基に,ノウハウを語る。
2000/07/17 06:21
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の俳優としての知名度を抜きにしても,家づくりの参考書として読みごたえのある本だ。家を建てるのが趣味という著者がこれまでに建ててきた7軒の住宅の特徴と,建設当時のさまざまなエピソードを,軽妙な文章とわかりやすいイラストで説明している。
格好だけいい家を建てて自分の生活をそれに合わせるというのは無理であるとか,他人に見せられない隠し場所をわざとなくせば家の中がきれいになるといった指摘は,並外れた豊富な経験を基に語られているだけに説得力がある。ほかにも具体的なノウハウは数多く紹介されているが,このとおり建てれば万人にとってのよい家ができるわけではなく,自分自身に合った家を考える材料として使うべきだろう。
本書は家づくりのプロにとっても,熱心なユーザーが何を考えているのかをつかむ手掛かりとして活用できる。不必要に長もちする家を建てて後悔する話や,家にいる時間が短かくて床暖房を使わなかった話などは,むやみに高機能の住宅を客に勧めている住宅会社にとって考えさせられる問題だ。
(C) ブックレビュー社 2000