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商品説明
【大藪春彦賞(第3回)】潜入した日本。祖国・北朝鮮。2つの国に家族を持つ工作員・チョン。偽造ドル紙幣の運び屋としてマークされる彼は、2つの家族のどちらを選ぶのか、家族は「約束の地」に行けるのか…。苦悩する北朝鮮スパイの、究極の選択。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
五条 瑛
- 略歴
- 〈五条瑛〉大学で安全保障問題を専攻。防衛庁の情報、調査専門職に就き、主に極東の軍事情報および国内情報の収集を担当。退職後、フリーライターとして活躍中。著書に「プラチナ・ビーズ」がある。
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紙の本
アメリカ
2002/06/12 19:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハンバーガー - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台は、ソウルの銃撃戦から始まる。といっても、この作品自体に、特に大きな戦争があるわけではない。ただ、一人の北朝鮮工作員が、日本と祖国に家族をもっているということが、ひとつの柱となって物語が進んでいく。前作、プラチナ・ビーズと比べて、少し物語の進み方はまどろっこしく感じるかもしれないが、終盤の工作員の真の目的と、二つの家族行く末に作者の力をかんじるかもしれない。
紙の本
家族愛のお話。
2001/05/25 10:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みやぎあや - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作ほどの派手さやアクションシーンはなく、内容もいくらか地味な印象を受ける。これじゃ坂下はさぞ欲求不満だろうと思いつつ、やはり引き込まれて読んで前作同様最後には泣かされました。
一言でいえば、家族の愛や信頼の深さを試される話。言ってしまえば情に訴えてくる系統のものだとわかっているのに、結局まんまとそれにはめられて、帯のコピー「お父さんは、必ず来る」で泣かされました。作者の五條さんは語りと小説の幕の下ろし方が上手い!!続編にも期待です。