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  3. みやぎあやさんのレビュー一覧

みやぎあやさんのレビュー一覧

投稿者:みやぎあや

295 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

秘密 トップ・シークレット 1

紙の本秘密 トップ・シークレット 1

2002/06/16 13:02

永遠の秘密が暴かれる時。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 合衆国大統領の死に際し、その死因を特定するために警察はMRIと呼ばれる捜査を採用した。それは、死んだ人間の脳が見ていた映像をビデオのようにそっくり再現する方法だった。そして永遠に守られるはずだった死者の「記憶」が明らかになる…。

 人の脳に残る記憶は実際に起こった出来事を正確に記憶しているとは限らない。主観によって、好きな相手が美しく見えたり嫌いな相手がモンスターに見えたりしていることもあるかもしれない。けれど、それは本人だけが知る「秘密」。真実は自分にしかわからない。しかしもし、その秘密が暴かれることがあったら……? というサイコサスペンス。
 上記のお話は読み切りの短編で、その後に本編?が始まる。こちらは日本を舞台にした、少年達の謎の自殺を追う捜査官たちのお話。清水玲子さんの麗しい絵柄とスピード感のあるストーリーが絡んで、目が離せなかった。内容的にはこの1冊完結しているが、「1」となっているので続編にも期待。

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紙の本

Like a dog,as a dog (ソニー・マガジンズ・コミックス)

ハッピーだけど、ほんの少し切ない。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 飼い主や親しかった人間に伝えたいことのある動物達が人間に姿を変えてその相手の前に現れる…という短編集。彼らは自分が人間ではないということを心の底から誰かに信じてもらえた時にだけ元の姿に戻れる。
 人間になった動物たちのその後は様々で、飼い主と心を通じさせて元の姿に戻るものもいれば、そのまま人間の姿で生きていくものもいる。どちらの生き方を選んだにしても彼らはハッピーで、ほんの少し切ない。
 設定をきれいに生かして短いページでキッチリまとめてあるあたりが見事。決して重くはならず、心地よい余韻の残るお話ばかりです。

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紙の本

スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季 秋冬編

紙の本スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季 秋冬編

2001/05/25 14:55

ノスタルジックな青春小説。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 森にあったという死体を探して旅に出た4人の少年のうちの一人が、大人になってから当時のことを回想する…という形で書かれています。そのため、列車に追いかけられるシーンや、気づかずに水遊びをした沼でヒルに食いつかれるシーンなど、どこを取っても目が離せないスリリングな展開なのにも関わらず、話自体は驚くほど淡々と語られている。少年達の会話が瑞々しくて、痛いほど若さを感じるのに、どこかノスタルジックな雰囲気が漂っています。
 頭の回転が速く体格も良く、度胸もあるリーダー格のクリスはその才能にも関わらず、親がアル中のどうしようもない人間であるため教師や周囲の大人達から冷たい視線を向けられている。どちらかというと大人しい主人公のゴーディは、そこそこの家庭に生まれそこそこに生活しているが、二人の両親は事故で亡くなった彼の優秀な兄のことだけを引きずり、ゴーディは「存在しない子供」として扱われている。バーンは気が小さく、グレた兄やその仲間たちに苛められ、いつもビクビクしている。戦争に行ったことで精神に病を負った父親にひどい暴力を受けたテディは、そのせいで補聴器なしではいられない身体になったのにも関わらず、それでも滑稽なほどに父親を尊敬しようとしている。
 それぞれが事情を持ち、それを互いに少しだけ理解し合い同情し、だけど互いが互いの傷を癒すだけの力を持たないことを知っている少年達は、奇妙な友情で結ばれながら「死体」を求めて歩き続けます。
 その中で特に印象に残っているのは、4人が“お使い”に行く人間を決めるためにコインを投げるシーン。最初は4人とも裏。これって迷信ですごく運が悪いという意味がある。そして次にはゴーディだけが表であとの3人はまた裏だった。悪ガキたちは「仲間はずれ」だった彼をはやしたて、買い物に追い立てます。けど、その時ゴーディは妙なぞっとするような気分を味わっている。自分達4人に向いていた悪運が、今度は3人だけを選んだように見える……って。この小説は全体的に青春小説っぽいですが、ここだけはほんとに恐い。

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紙の本

悪霊がいっぱい!?

紙の本悪霊がいっぱい!?

2001/09/18 13:39

ゴーストハントシリーズ第1作

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 主人公の麻衣は高校生。彼女の通う高校の旧校舎には、幽霊が出るという噂があった。不自然な事故が相次ぎ、校長は霊媒師、巫女、エクソシスト、など様々な霊能者を雇う。そして麻衣は渋谷サイキックリサーチの17才の所長、渋谷一也と出会い、彼の手伝いをすることになるが…。
 「屍鬼」や十二国記シリーズで有名な小野不由美さんの初期の頃の作品。ティーン向けに書かれたものですが、とにかく怖い。学校の旧校舎と怪談、というテーマを実に上手く生かしながら怖さの演出がなされています。
 また、ゴーストハントシリーズの個性的なキャストが初登場するのもこの本。もう10年以上前に書かれたとは思えないほど楽しめます。

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紙の本

わが手に拳銃を

紙の本わが手に拳銃を

2001/06/15 00:19

これぞ男の友情。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 それは1発の銃声から始まった。15年前、大阪の町工場で母を撃った男はどこに?吉田一彰はその男・趙文礼をさがしていた。公安の田丸もまた趙を追っていた。ある夜、キタのクラブに現れた趙に中国語の電話がかかり、直後銃声が轟いた。そして、その時から一彰は、裏社会に生きる男たちの非情な闘いにのめりこんでゆく……。

 趙文礼の行方を探るためにナイトクラブで働いていた一彰の前に現れた趙は、その目前で射殺される。撃ったのはリ・オウという名の謎の青年。その後、リ・オウと一彰の間には奇妙な友情が芽生え、同時に一彰の人生は大きく変わっていきます。
 ハードボイルド。ミステリー。青春小説。けれど何より友情の物語。とても好きなシーンが沢山あって、なかでも一彰がリ・オウに自分の持っているお金を全部渡してしまう場面はとても印象的でした。「これは君の心だな…」 手に乗せられた札と小銭を見てリ・オウが呟く言葉。多分この時、リ・オウは初めて一彰のことを心から信頼したのではないかという気がします。
 高村薫にしては爽やかな読後感も嬉しくて、私の中ではこの終り方はハッピーエンドです。これがハッピーエンドかどうかということは読み手の主観の問題、ということですが。とてもオススメ。最高級の娯楽小説です(笑)

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紙の本

こころ 改版

紙の本こころ 改版

2001/06/15 00:08

Kの自殺の意図は…

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 大学生の「私」(作中では人の名前が一切出てきません)は親友の「K」が惚れている相手である下宿先の「お嬢さん」に横からプロポーズして、めでたく結婚話がまとまるのですが、しかしそのことをきっかけに人生に失望した「K」は自殺してしまいます。「私」は長年そのことに罪悪感を抱き続け、けれど妻になった「お嬢さん」に本当のことも告げないまま天皇崩御のニュースと共に自決してしまう。それらは「私」のことを先生と呼んで慕っていた学生が、遺書という形で後に知らされるものです。

 この小説は本当に様々な捉え方をする人がいて、とても純粋で昔の良き妻の象徴であるような存在の「お嬢さん」が実は一番の悪女だったに違いないとか、「先生」と学生の精神的な同性愛の話ではないのかとか色々ですが、私は初めてこの小説を読んだ時、自殺した「K」が確信犯だったんじゃないかと思ったんです。
 「K」は信頼していた「私」にお嬢さんを奪われたいわば被害者的存在ですが、私は彼が自殺したのは何かに失望したからというよりも、それが「私」への復讐になると分かっていたからじゃないかと思ったのです。「私」が彼を裏切った罪悪感に耐えられずいつか自殺すること、そこまでわかっていてそうしたのではないかと。
 首を吊って死んでいる「K」を発見した時の「私」の絶望。二度と自分は彼に謝罪する機会を失ってしまったという気持ち……。そのことを彼はとても良く知っていたのではないかと思うんです。そしてあの文章を読む限り、「K」は「私」を非情に憎んでいたとかそんな雰囲気ではなく、更に自殺の理由にしても、裏切られたことは要因の一部分でしかないように見えます。……けれど彼は自殺しました。わざわざ、親友を出し抜いた後悔と罪悪感で落ち着かない「私」が眠っている隣の部屋で。ただでさえ後ろめたく思っているのに、駄目押しのように彼の自殺に直面したら、どうしたって「私」が罪悪感にさいなまれるであろうことは分かっていたはずなのに。
 だから、そういうことだったのではないかと私は思ってしまうんです。
 親友への意趣返し。ちょっとした意地悪と言ったら軽すぎですが、まあそんな感じの置き土産。そして彼らのそうした確執については、「奥さん=お嬢さん」も薄々わかっていたのかもしれない……と思うのは考えすぎでしょうか。

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紙の本

疫病神

紙の本疫病神

2001/11/09 12:31

高村薫ファンにぜひオススメ。痛快ハードボイルド!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 建設コンサルタント。早い話ヤクザと建設業者の仲介役を仕事にしている二宮は、産業廃棄物処理場を巡るトラブルに巻き込まれ、インテリヤクザの桑原となりゆきでコンビを組むことに。依頼人は失踪し、二人の目の前にはいくつもの胡散臭い謎が残るが…。

 疫病神。何もそれは事件の黒幕のことを指しているのではない。二宮と桑原、二人のお互いに対する認識だ。報酬のために仕方なく手を組んだ彼らだが、口を開けば悪態が出るわ、相棒が捕まっても心配しないわ、友情が芽生えるどころじゃない。しかしなぜかコンビネーションはなかなかで、二人のギシギシした悪口の応酬が読んでいておかしくってしょうがない。

「腐ってる。最低や」
「おまえの口からそれを聞くとはびっくりやな。飲酒運転や駐車違反は警察に対する腹いせかい」

 一見したところ上がヤクザ、下が主人公のセリフみたいだけど反対。カタギのくせに善良じゃなく、実は桑原より一枚上手かもしれない二宮が最高でした。読後感も痛快!!

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紙の本

東亰異聞

紙の本東亰異聞

2001/10/17 12:15

闇に潜むのは人か、それとも。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ありとあらゆる魑魅魍魎が跋扈し、江戸川乱歩の世界のような不気味さといかがわしさが蔓延する明治時代の帝都、「東亰」。物語はミステリーとしてとても美しい形の答えに導かれ、そして更に先には驚くべき結末が待っている。
 とにかく見事。鮮やかな語りに引き込まれ、自分もまた薄暗い路地の片隅で事件の目撃者の一人になったような錯覚を覚えます。ミステリーともホラーとも言い切れない極上の小説でした。

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紙の本

亡国のイージス

紙の本亡国のイージス

2001/09/28 00:45

静かな感動が胸を打つ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 何十年も自衛隊に勤めてきた叩き上げの自衛官。謎めいた過去を持つ若い工作員。息子を国に殺され復讐を誓った艦長。北朝鮮の”革命”を掲げ日本から恐ろしい兵器を盗み出した男。それぞれの人間の思惑が交錯し、二転三転する展開に引きこまれ、気がつけば持つのが重いような厚いハードカバーの本から目が離せなくなっている。
 単純にことの決着がどうつけられるか、というだけの面白さではなく、この本は日本人の国防意識、何を正義と位置づけるか——多数を助けるために少数を犠牲にすることは認められるのか——など、様々な問題を投げつけてくる。
 東京23区に住む都民の命よりも自分の立場を守ることを最優先に考える上層部のことなかれ主義と、守るもののために現場で戦い続ける如月や仙石。彼らのあぶなっかしい連携によって事態は何とか収束したわけだが、両者をギリギリの線で繋ぎとめたのは人間の中の良心であり、後に残ったのは普段はいがみ合い足を引っ張り合っていても有事の際には一つの国民として団結することができる、という希望だった。

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紙の本

ごんぎつね

紙の本ごんぎつね

2001/09/18 13:11

子供の頃とは違った視点で。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 大人になって読み返して、子供の頃より更に強い印象が残りました。物語としての美しさ、透き通るような文章。そして悲劇的な結末。鮮やかな挿絵も効果的。大人も楽しめる児童書が最近では多く出版されていますが、こうした原点に戻ることも良いのでは…と思います。子供の頃とは違った視点で見るこのお話は、罪悪や償いなど、さまざまなものを示唆していて胸を突かれました。

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紙の本

動物のお医者さん 第2巻

紙の本動物のお医者さん 第2巻

2001/09/06 12:19

朱にまじわれば赤くなる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 西根家には色々な動物が出入りする。中でも極めつけは、ドイツに住むハムテルの両親だった!
 お騒がせだけど憎めない動物達(と一部の人間)に振り回されつつも、3年生も終わりに近づきだんだんその生活に適応して…というか染まってきているハムテルと二階堂。そんな二人を見守る動物達の姿は愛らしく、その呟きは妙におかしい。

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紙の本

プラチナ・ビーズ

紙の本プラチナ・ビーズ

2001/09/04 17:18

書き下ろし短編は要チェック

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 文庫で千円という値段も珍しいけれど、厚すぎて読みにくい文庫というのに初めて遭遇した。でも、それだけの価値はアリ。最初から最後まで読み出すと止まりません。
 ハードカバー版を持っている人も本の最後の書き下ろし短編は要チェック。エディの相変わらずの底意地の悪さにニヤリとさせられます。

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紙の本

花咲ける青少年 12 (花とゆめCOMICS)

鮮やかな最終幕。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 花鹿のために一族総帥の地位を捨てた立人は、花鹿の命を楯に取る部下によって窮地に追い込まれる。そしていよいよ、たった一人の相手として立人を選んだ花鹿は、バーンズワースの後継者であることを捨て、彼のもとに向かう…。

 鮮やかなフィナーレ。登場人物のそれぞれが自らの生き方を見つけ、そこからまた歩き出します。長い物語にふさわしいドラマティックな結末に感動です。

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紙の本

花咲ける青少年 2 (花とゆめCOMICS)

“夫捜しゲーム”の始まり。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 花鹿はとても大事にしていた白ヒョウ、ムスターファの生まれ変わりを連想させる青年ユージィンと出会い、彼を「夫候補の一人目」と確信してその後を追う。しかし誰に対しても冷ややかな態度を崩そうとしないユージィンには、不吉な影のようなものがつきまとい…。

 いよいよ“夫捜しゲーム”が始まる。ムスターファの生まれ変わりと信じるユージィンに拒絶されても諦めない花鹿が、人生に絶望していた彼の心に光を取り戻していく過程が鮮やかです。

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紙の本

花咲ける青少年 1 (花とゆめCOMICS)

これぞ少女漫画

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 世界において強大な力を誇るバーンズワース財閥の会長の一人娘、花鹿は彼に「生涯の伴侶となる夫を選ぶゲーム」を持ちかけられる。引き合わされる三人の夫候補から一人を選び、また相手に選ばれれば花鹿の勝ち。そうでなければ負けとなる。父と娘の間で始まった奇妙なゲームを、彼女のお目付け役でもあり保護者でもある立人は複雑な気持ちで見守るが…。

 保護者役の立人や夫候補の面々をはじめ、今後魅力的な男性陣に取り囲まれることになる花鹿。何にも制約されない彼女の自由な生き方が、読者をも魅了する。1巻は一人目の夫候補(?)が登場したところで終わっているので、とにかく続きが気になってしまう。

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