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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.6
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/508p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-19403-6
文庫

紙の本

マチルダ ボクシング・カンガルーの冒険 (創元推理文庫)

著者 ポール・ギャリコ (著),山田 蘭 (訳)

マチルダ ボクシング・カンガルーの冒険 (創元推理文庫)

税込 1,034 9pt

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みんなのレビュー9件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

いまここと地続きの場所でのファンタジー

2001/10/28 00:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しっぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 タイトルの「マチルダ」は物語の中に出てくるカンガルーの名前です。しかも、カンガルーにしてボクシングの達人(達カンガルーか)。
 マチルダはサーカスやお祭りで街の腕自慢達と賭け試合をやる毎日。しかしマチルダの世話役は元イギリスのミドル級チャンピオンで世界チャンピオンにも後一歩というところまでいった人物。彼のコーチのおかげでマチルダは様々なテクニックも身につける。
 ところがある日、田舎のお祭りでいつものように賭け試合。その日の相手はなんと、たまたま故郷に帰ってきていた現役のミドル級の世界チャンピオン。ところが、酒が入っていたこともあって、なんとマチルダがチャンピオンをノックアウト。それを、これも偶然リングサイドで全国紙のスポーツ記者が見ていたから大変。翌日の新聞には「ミドル級に新世界チャンピオン誕生」の記事がでかでかと。世界で初めてのカンガルーのボクシング世界チャンピオン(?)をめぐって、興行師、新聞記者にマフィアの親玉までが、それぞれの思惑で動き出す。
 アメリカ中を巡業して回るマチルダはプロボクサー相手に連戦連勝。テレビでも試合は中継されて大ヒット。そしてマチルダは、かつてお祭りのリングでノックアウトした選手と、ニューヨークで十一万人の観客を前に、本当の世界チャンピオン決めるためのリターンマッチに望む。
 作者のポール・ギャリコはぼくが一番好きな作家です。この人の作品はファンタジーなんだけど、表現や文章はものすごくリアルなの。どんなに不思議な出来事が起こっても、それが現実のぼくたちの生きている世界と地続きな世界での出来事だと思ってしまうような語り口なんです。たとえば、この「マチルダ」の中でも「カンガルーがボクシングをする」っていうことの他は、ものすごくていねいに書かれてる。登場人物もものすごく生々しい人たち。彼らの考えとか悩みとか打算、そういったものがきちんと描かれてるから、ボクシングをするカンガルーのおバカな話を真面目に楽しむことができる。
 ラストにはまた、ものすごく人間臭いどんでん返しも用意されてます。やっぱり、ギャリコって面白いや。そうあらためて思い知らされた一冊でした。

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紙の本

おすすめ痛快ストーリー

2001/10/17 23:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ましの - この投稿者のレビュー一覧を見る

地方の見世物小屋のボクシングをする天才カンガルー「マチルダ」が、ふとしたことから世界チャンピオンをKOしてしまい、悪いことにこのチャンピオンがマフィアの息がかかっていたから、マチルダとそのマネージャーが組織に追われながらも本当の世界チャンピオンを目指していくという痛快ストーリー。 
少々分厚いながらも、面白さに一気に読了。 
最近、落ちのよくわからない小説の多い中、ひさびさに納得のわかりやすい理想的ハッピーエンドでした。 
読んでいて画像にしやすい話で、マチルダの「アック、アック、アック、」という声が聞こえてくるようでした。
おすすめ。

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紙の本

なに?カンガルーが主人公の痛快なボクシング小説だって?

2000/07/10 20:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桜井哲夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 うむ、梅雨のなか、ユーウツな気分を払ってくれる痛快無比なオモシロ本を見つけた。

 ポール・ギャリコは『ジェニー』という小説はまだ入手できるが、ほかのものは、今は残念ながら入手できない。創元推理文庫は、すでに『幽霊が多すぎる』を出してくれたが、今回、傑作中の傑作の『マチルダ』がお目見えした。

 初訳ではなく、1978年に早川書房から出版されているのだが、今回は新訳決定版とのことである。さて、本書のタイトルの「マチルダ」は、オーストラリアのカンガルーの名前である。オスのカンガルーなのに、何で女性の名前のマチルダなんだって?

 そこは、飼い主の元英国ライト級チャンピオンだったバーモンジー・キッドことビリー・ベイカーに聞いてみなくてはなるまい。

 「『ワルツィング・マチルダ』って曲、だんな、ご存じありませんかね。マチルダってのはオーストラリアの渡り労働者連中が持ち歩く荷物袋のことなんでさ。そんな連中の一人が自分のマチルダに、母親とはぐれた生後8ヶ月のカンガルーの子どもを入れていたのを見つけたんでさ。わしは、そのちびすけを買い取って、マチルダって名前をつけたわけなんでさ」。

 walz (walk) matilda(自分の包みを携帯して放浪する)と豪州の言葉としてちゃんと辞書に載っております。一つ利口になったかな。こうして、マチルダを手に入れたビリーは、ボクシング好きなカンガルーの中でも、とびきりの才能を持っていたマチルダを仕込み、二人でボクシングをして喝采を浴びるという見せ物をサーカスで行ってきたのだ。

 ところが、サーカスが解散。行き場を失ったこのコンビがすがったのが、駆け出しの芸能エージェントのビミーだった。恋人のハンナにデート費用をおごってもらうほどの情けない弱小エージェントのビミーは、このコンビで大金もうけが出来るかもしれないと夢想するのだ。そして、さるカーニバルと契約して興業中、偶然ながら、世界ミドル級チャンピオンのリー・ドカティが、2ラウンドもったら500ドルもらえるという誘いにのってマチルダのリングにあがり、あっけなくノックアウトされてしまったのだ。

 しかも、なんとそれをデイリー・マーキュリー紙の名物記者パークハーストに見られてしまったから、さあ大変。新しいチャンピオン・マチルダの出現とおもしろおかしく書かれて、大騒動が始まるのである。

 マチルダは、それからボクシング選手との試合を次々とこなしてゆくのだが、行く手には、ドカティの背後にいるマフィアのボスの巧妙な妨害工作が仕掛けられていた。

 さあ、どうなる?マチルダの運命やいかに。ドカティとの再戦は一体どうなるのか? それにしても生き生きとした人物造型の見事さよ。そしてストーリー・テリングの何という巧みなことか。絶対のおすすめです。 (bk1ブックナビゲーター:桜井哲夫/東京経済大学教授 2000.7.11)

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2007/05/10 13:54

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2000/06/25 17:04

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2009/11/15 16:21

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2012/02/19 10:58

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2013/08/25 16:23

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2019/10/22 22:15

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