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著者/著名人のレビュー
「忘れられた漫画」ではないと、あえて断言したい。
文教堂
ルパン三世を知っているひとは大勢いるが、ルパン小僧を知っているひとはグッと少なくなってしまうだろう。なにせ、某雑学番組で、ルパン三世には子供がいる、と紹介されたこともあるくらいだから。
僕は、この「ルパン小僧」が、子供の頃大好きだった。今の子供達がコナン君や金田二君にハマるように、僕はルパン小僧に夢中だった。当時、連載されていた「少年アクション」を、少ないお小遣いをやりくりして毎号買っていたほどだ。
ルパン小僧は、もちろんれっきとした泥棒なのだが、そこはさすがに少年誌作品ということで、多分に義賊的な要素が強い。子供の僕は毎回、胸のすくような気持ちで彼の活躍を楽しんでいた。
また、ルパン小僧が時折披露する仕掛けは科学的な知識などが盛り込まれ、少年向け科学漫画のような趣きもあって(しかもほんの少し「悪いコト」の匂いもあり)、子供心にはとってもツボだった。
そしてもちろんモンキー・パンチの作品らしくお色気も欠かせない。子供向けだから、あからさまな描写はないが、当節の言葉で言うなら「ラッキースケベ」的な展開もふんだんにあった。ヒロインのマリリンの恥じらい顔が大好きで、僕は彼女がモンキー・パンチ作品の中でいちばんのお気に入りだ。いや、多くの漫画やアニメのヒロインの中にあっても、五本の指に入るくらい好きだ。
父親であるルパン三世も相当大好きなのだが、自分と年の近かったルパン小僧が、頭脳戦で父親すらも打ち負かしたエピソードは今でも忘れられない。文字通り喝采を上げるほどに、我がことのように嬉しく感じたものだ。
キワモノや、仇花のような「忘れられた漫画」ではないと、あえて断言したい。ルパン三世サーガのスピンオフとして、確固たる存在を示す名作だと思う。
(評者:文教堂書店三軒茶屋店 中川)
紙の本
蛙の子は蛙
2000/07/28 23:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にむまむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ルパン3世の外伝的作品があったとはしらなかったのですが、
偶然見つけて、相変わらずのスピード感は在るものの
最大の魅力のひとつであるアダルトな雰囲気が失われてしまっているのはなんとしても残念
(これについては後書きで作者も書かれていますが)
最近は世界観を残したままで作家を変えて新作が書かれていますが,
やはり何でもそうだが、偉大過ぎる初代は超えるには莫大な労力がいるのだろうか??
最近流行りの代変わり漫画とは又違った味わいも…