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墨攻 8 (小学館文庫)
▼第1話/狂煙▼第2話/蘭鋳死す▼第3話/革離捕獲作戦▼第4話/革離対山 ●▼第5話/薄葬▼第6話/豸(ち)▼第7話/音▼第8話/革離と娘▼第9話/豸動(ちどう)▼第10...
墨攻 8 (小学館文庫)
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- 税込価格:5,113円(46pt)
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商品説明
▼第1話/狂煙▼第2話/蘭鋳死す▼第3話/革離捕獲作戦▼第4話/革離対山
●▼第5話/薄葬▼第6話/豸(ち)▼第7話/音▼第8話/革離と娘▼第9話/豸動(ちどう)▼第10話/落城▼第11話/司路▼第12話/撃滅▼第13話/東へ▼第14話/この国
●登場人物/革離(城邑防衛を専らとする墨子教団から追われている墨者)
●あらすじ/炎上する邯鄲城内で、蘭鋳は二人の子供を見つけた。火の海からの脱出をはかる蘭鋳たちだったが、彼らの前に秦兵が現れ、脱出を阻まれてしまう。一方革離は、秦軍と戦う気力をなくしていた邑民たちにもう一度武器を持ってもらおうと動くが……(第1話)。
●本巻の特徴/秦軍は虫を使い、邯鄲の城を落としたが、幼なじみ司路によって助けられた革離たちが、理想郷へ向け東へと出発するまでが描かれる。革離は秦王・政も、司路によって残り数ケ月の命となった薛併も手にかけ心置きなく東へと旅立つのだった。
●その他の登場キャラクター/娘(第4話)、雲荊(第6話)、薛併(第10話)【商品解説】
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刊行時帯コピー「趙の都・邯鄲落城!最期に残された仕事とは?壮大な史劇巨編堂々の完結!!」
2005/09/11 11:29
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
秦との戦いを共にしてきた蘭鋳の死が描かれた後、唐突(?)に水木しげる様キャラクターが登場します。どんなに頑張ってみたって歴史事実として邯鄲は落城し、趙が破れ、ということは革離だって負けてどうにかなってしまうということは分かっているのですが、そこへ至るまでのドラマを期待している者には、この山かい(漢字が見つけられなかった)という水木様キャラクターは異質です。悲劇の中に放り込まれたマンガです。しかも、適当に暴れまくったあげく、どこかへ消えていってしまうのです。長いドラマの中の小休止か隠し味のようにしたつもりかもしれませんが、かえって結末へ向けての緊張感を欠いているだけのような気がします。
同じように、山かいに続いて乞食が登場します。よくわからないキャラクターのまま殺されてしまいます。それとなく墨者であることが示されていますが、ともかくよくわからないまま1話のエピソードになっています。これも、こんなところで足踏みしないで、結末へ行きなよっていう感じです。
邯鄲は落城し、趙は負け、でも革離たちは目的をある程度達し、この長い物語は終わりになります。と誰もが思うと思うのですが、これがそうではなかったんですね。そこまで話をつなげるのか?という感じです。原作小説からは、ずいぶん遠いところへ来てしまったなあ。