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幽霊宿の主人 冥境青譚抄 (白泉社文庫)
幽霊宿の主人 冥境青譚抄
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紙の本
見えぬもの
2005/03/15 00:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:悠二朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔から人には不思議な能力が少なからず備わっていたという。この物語に出てくる主人公は、自然界からの声が聞こえる。私も昔、昔聞こえた気がする。でも都市化されてきた殺伐とした今の世の中では、闇にすむものの声が聞こえなくてあたりまえな気がする。すむところでさえないだろう。この本を読むと懐かしくさえもある。もしも、神も仏も、自然も共存していた頃の者を思い出すのに引き込まれるすばらしい作品だと思う。絵のタッチもすばらしく読んでいても安心して読める一冊である。
紙の本
妖しく、艶めかしく
2020/10/26 14:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る
「艶めかしい」という表現は、そもそもは女性に対してする表現と聞いた。だとしても、この主人公にはこの表現が一番合うような気がする。
先日、ミュシャ展に行ってきた。そこで見つけたのが何かと言えば、波津彬子さんのカラー原画だったww。
若くして亡くなられたお姉さんの原画と共に、ミュシャの流れを汲む漫画家として紹介されていた。他にも原画が展示された漫画家さんがいらっしゃったが、いずれも有名な方ばかりで、思いがけない所で遇えたものだと嬉しかった。
そんな所へ「幽霊宿の主人」の電子書籍を見つけて、またこちらの紙の本を読んだ。中国の古い怪奇譚に興味が有る方にはなかなか面白い漫画だと思う。
絵が美しいのもあるし、登場する主人の出自にも興味をそそられる。
ただ、惜しいのはこれには続編が無いらしいことだ。後を描いてほしいというのが希望だ。