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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.6
- 出版社: ベースボール・マガジン社
- サイズ:20cm/263p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-583-03579-9
紙の本
こんな凄い奴がいた
著者 長田 渚左 (著)
カエルを凌駕した平泳ぎ・葉室鉄夫、失格すれすれのギャンブルで摑んだ田口信教の金…。データでしか残っていない数字に驚くような人間技が潜んでいた。1928年アムステルダム大会...
こんな凄い奴がいた
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商品説明
カエルを凌駕した平泳ぎ・葉室鉄夫、失格すれすれのギャンブルで摑んだ田口信教の金…。データでしか残っていない数字に驚くような人間技が潜んでいた。1928年アムステルダム大会から、20世紀のオリンピックを振り返る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
長田 渚左
- 略歴
- 〈長田渚左〉1956年東京都生まれ。桐朋学園大学演劇専攻科卒業。海外リポーターを経て、スポーツライター、スポーツキャスターとなる。著書に「おまえは、風か」「狼はまだ、夢の中」などがある。
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紙の本
オリンピックなどで成功した男女の秘密
2001/04/09 00:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:格 - この投稿者のレビュー一覧を見る
オリンピックで成功した男女28名とゴルフ樋口、テニス平木の計30名の日本人へのインタビューが中心。これらは1編が4〜6ページ。それなりに秘密と言えるものに迫っているもののいかんせん、短すぎて物足りない。
これらの人々に共通しているのは、とにかくよく考えていること、よく観察していることである。その徹底には驚かされる。たとえば鈴木大地の話。バサロについては有名であるが、タッチのタイミングにあくまでこだわり、考え抜き、練習し、そして成功させたことが勝利の原因であったとは…。極めるとはこういうことだ、と考えさせてくれる。
その他に3名の外人の話があったあと、唐突に、オリンピックと政治の関わり合いへのルポルタージュ。72年ミュンヘンのテロ。76年モントリオールのニュージーランド、アフリカ、台湾問題。そして80年のモスクワ。さらに84年のロサンゼルス。5大会連続で問題が続いた、というのは今さらながら、驚きである。正常に平和の大会が表面的に行われているのは、88年の韓国からなのだ。そして、80年モスクワに関して、過去をひきずる人は多いはず。その出場するはずだった4人へのインタビューが続く。『今も怒りの炎が消えない男』はいる。
もう少し、話題を絞って、深く掘り下げてほしかった。
紙の本
世界の注目を集めるオリンピックとは、いったい何なのか。
2000/10/12 12:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田聡子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『こんな凄い奴がいた』では、著者長田渚左さんが膨大な取材の末に探り当てた、日本人メダリストの勝負における秘策が、惜し気もなく次々と語られる。そして、子育てと仕事を両立する長田さんならではの筆致で、「今ほど面白い時代はない」国内外の女子アスリートが描かれる。また、理想とは裏腹に政治に翻弄され続けてきたオリンピックの歴史を追い、更に、日本がボイコットしたモスクワ五輪に出場するはずだった日本人選手たちの群像が書かれる。
この本は、本当の意味での個人とは何か、を問いかける。自分の意見、発想を持つということが、いかに大事かということを。長田さんは言う。「"人生の勝ち方"が書いてある本だと思ってる」
人生における勝利とは何か、そのためにはどうすればいいのか。人々は、その答えを求めて五輪を見ているのだろう。