紙の本
おおきなあし、それもいいじゃない
2001/02/14 10:05
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投稿者:ゆうたのーと - この投稿者のレビュー一覧を見る
どういうわけかみんなよりずっと大きいワニくんのあし。いろいろと困ったことが起こります。なんとか小さくしようと、ワニくんはあれこれ試みますがどうもうまくいかない。
うんうん、その気持ちよくわかるなぁ… からだの気に入らないところ、こうなったらいいなぁと思っていろいろやってみる。だけど、たいてい効果なし。無駄な努力に終わるんです。同じような経験は誰にもあるのではないでしょうか。
そんなコンプレックスのもとですが、ちょっと違う角度から見てみると、けっこういいこともある。ワニくんもそのことに気づきました。
みやざきひろかずさんの作品は「そのままのあなたでいいんだよ」というメッセージが全体を通して感じられます。やわらかな色彩、ほのぼのとした絵とともに、こころが温まります。
紙の本
いいのよ
2016/04/05 22:32
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワニくんシリーズの1巻なのかな?
ほかのお話をいくつか読んできたのですが、ワニくんのあしが大きいということに初めて気づきました。
大きなあしに悩むワニくんですが…?
考え方次第ですよね。いいのよ、そのままで。
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ワニくんシリーズをはじめて借りてきました。1号はおおきなあしってどんなに不便なのか、ってところが印象に残ったみたい。
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みんなと違う大きな足...嫌だったけど...みんなと違ってもいいんだよ。と教えてくれる絵本。
優しい色使いの絵もとても良い。
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6/10 保育所から借りた本
子供がえらい気に入っていた。
あしが大きいがために不自由な思いをしている場面に同情し、でも、その現実を受け入れるワニくんに感動したみたい。
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ワニくんシリーズは何冊か読んだけど、どれも好き。
絵もとてもかわいいし、読みやすい。
ワニ君が大きな足でいろいろ困ることがたくさんあるけど、最後は自分の大きな足が好きになるお話。
R君も楽しそうにみてました。
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2018年度 青空
2017年度 幼稚園年長
ワニくんの大きな足は立派。
車に足をひかれるシーンでは、「そんなんないわ。」とコメントをはさみながら静かに聴いてくれました。
2012年度 青空
2010年度 1年生 6月 3分
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[江戸川区図書館]
短所も考え方次第では短所ではなく長所ともなる、そんなことが描かれた絵本です。淡い水彩の絵柄がとても目に優しく、教訓じみたお話でもそのような諭す気配もなく、ただのお話として読めました。シリーズものなので、他の本も読んでみたいです。
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娘が幼稚園の文庫から借りてきた絵本。気に入ったようで何度も何度も読まされてます(笑)。
でも確かに、本当にとってもいい絵本です。
「ひととちがってもいいんだよ」「それがあなたの『しるし』だよ」と優しく諭してくれるような物語。
絵の色使いや味わいも、ほんわか柔らかくて素敵です。
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ワニくんにとって、人より大きな足が悩みのタネ。なんとか小さくしようと涙ぐましい努力をしますが、足は大きいまま。
でも、足が大きくて「困ること」じゃなくて、「よかったこと」を考えてみたら、悪くないかもと思えてきました。なるほどなるほど。
どう見てもワニには見えないのですが、表情ゆたかなワニくんがかわいい。
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ワニくんシリーズ。本人が短所って思ってることは、長所でもある。
自分を愛するために、他人の目の中の自分を生きるのをやめたらいい。
誰かの期待を裏切っても、僕は相変わらず世界に愛されている。
精一杯やった自分をただ「えらかった」と承認して、抱きしめてあげる。
そういうことを伝えたかったのかなと思う。
そういう人になるのに、そんな時間はかからないはず。
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2019.5.30
コンプレックス。自分の場合を思い浮かべながら。子どもは特に気にするから、ワニくんみたいにプラスの部分にも思いを巡らして、少しでも笑ってコンプレックスが軽くなるといいなあ。笑いにかえるってすごい魔法。
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「恐竜のお話しだよ」といって息子が幼稚園から借りてきた本。ワニさんですけどね。ドーンと大きい足で歩く姿に恐竜さんのような迫力を感じたのかも知れません。
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2022年6月15日(水)朝学
3年A組
みんなよりもずっと大きい足のことで、困っているワニくん。
ひとつひとつの出来事に、子どもたちが共感していました。
足の上を車が通る場面では、「ひゃーーー」と悲鳴に近い声が上がり、ひとりの女の子は、「(前の場面の)エレベーターに挟まれるより、痛そう!」と言っていました。
(思わず私も、「痛いよねぇ」と発言)
神様にお祈りしたあと、少し間をとりました。
「次のページでは小さくなってるのかな??」と想像した子どもたちでしたが、予想を裏切られ、でもそのあとの展開に、「ふふふ」とほほえんでいました。
一貫して大きな足の話なのですが、始めと終わりでは、印象がまったく違います。
気持ちのいい読後感を味わってくれていたらいいなと思いました。
(読み手:M)