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商品説明
過去に解決済みの皮膚疾患のように錯覚されがちで、関心の薄い、しかし臨床的に重要なじんましんにスポットを当て、最近の研究の進歩を実地診療に反映させるべく、その病態と治療をコンパクトにまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
忘れかけている皮膚病,じんましんに関するさまざまな疑問点をQ&A形式で記述。一般の人や医師も一読を
2000/12/01 21:15
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投稿者:高山 博 - この投稿者のレビュー一覧を見る
じんましんと聞くと,アレルギー,内蔵が悪いのでは,と思いがちで,また,過去に解決済みの皮膚疾患,との錯覚に陥りやすい。しかし,本書によると,全人口の約15%の人はいつかは経験するありふれた疾患,とのことである。ただ,関心が低いために,医療関係者でさえ,正確に知らない場合があり得る。本書は40名を超える第一線の専門家が執筆しているだけあって,基礎から臨床,さらには最新の研究成果を盛り込んでいる。
本書は医療関係者に必要不可欠な事項を50項目にわたり,見開き2ページの分量で解説している。4部構成で,じんましんの病態,原因と特徴(コリン性じんましん,自己免疫性じんましんなど,数々の症例に言及),特殊なじんましん(アスピリン不耐症,食事依存性運動誘発性アナフィラキシー,接触じんましんなど),治療法と生活指導を扱う。ウイルス感染やストレスとじんましんの関係といった現状を反映させた内容が含まれている。
(C) ブッククレビュー社 2000