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紙の本
ブラジリアは魅惑の都市か
2002/05/24 18:30
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投稿者:神楽坂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『世界遺産厳選55』、『世界遺産行ってみたい55』に続く第3弾である。最近、エチオピアの岩窟教会群がテレビで紹介されるようになったのは、世界遺産に指定されたからだろう。保護するだけでなく、世界中にその存在をアピールするという世界遺産の目的は、達せられたといえる。そうした新たな発見は、アジアやアフリカに多い。各時代の先進国にあった歴史的建造物は広く知られてきたが、それ以外の地域は見過ごされてきたのである。しかし、この本は有名なものにも工夫がうかがえる。例えば、万里の長城は、付近からの写真の他に、スケールを見せつける航空写真を載せており、世界遺産たる意味を教えてくれる。
今回、最も意外だったのはブラジリアである。1960年にブラジルの首都になった計画都市だが、こんなに歴史が浅い近代都市が世界遺産に相応しいのだろうか? 誰もが知っていながら、その全貌はほとんど知られていない不思議な都市。4枚の写真は新鮮なものだったが、いかんせん物足りない。
その他、ガウディの建築、タイやインドネシアの遺跡、様々な自然などが網羅されている。