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商品説明
自分のホームページに「掲示板」と「アクセスカウンター」を設置してグレードアップしてみよう。難しいプログラムを覚える必要なく、ケーススタディーで取り付け方を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
間地 秀三
- 略歴
- 〈間地秀三〉1950年生まれ。著書に「はじめてのインターネット・Eメール」「ウィンドウズ98の達人になる」などがある。
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紙の本
この2つを絶対追加したいホームページオーナーに。ステップ・バイ・ステップでわかりやすい。
2000/10/31 18:15
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投稿者:近藤龍太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分のホームページを持っている人で、「掲示板」と「アクセスカウンター」を付けたいと思っている人は少なくないだろう。
掲示板というのは、文字通り学校などに情報を貼り出す掲示板のようなもので、ホームページを見た人が自分の意見や情報を書き込むためのものだ。これが、他の人にも見えるようにホームページ上で公開される。場合によっては、書き込んだ人同士で掲示板を介してやり取りが行なわれることもあり、ホームページの輪を広げる効果がある。
アクセスカウンターというのは、ホームページをのぞいたときに表示されている「あなたは○○○○」番目の来訪者です」といった表示のカウンター部分のことだ。これがないと、ホームページを作ったはいいがどのくらい見てくれているのかサッパリわからないことになる。もっとも、それは制作者側の都合で、ページの内容とは関係ないという人もいるが、一つの目安としてあったほうが良いと思う。
けれども、こうした機能はホームページ作成ソフトでは実現できないし、HTMLを自分で書いてもできるものではない。こうした機能は、現在のところ一種の別プログラムで実現するようになっているからだ。それが、CGI(Common Gateway Interface)と呼ばれる仕組みだ。つまり、現在のところHTMLでできないホームページ上のお仕事のうち、(動画や音楽用のプラグインやJavaScriptもあるが)一般的で汎用性のある機能は、だいたいこのCGIなどを使って実行されているのだ。
ということで、ホームページを始めたばかりだと、こうした機能を追加するのはちょと敷居が高い感じがするものである。しかし、仕組みは複雑でも実行は以外とカンタンだったりする。もちろん、CGIを自分で作るとなると、これは“孤立無援のおじさん”には荷が重いが、自分の入っているプロバイダが用意したCGIを利用したり、レンタル掲示板を利用するならあっけないほどカンタンで、お金もかからない。要はやりかたさえ知っていればいいだけの話なのである。
本書は、この2つの機能に絞ったまことに諫気のいい本だ。普通なら、「ホームページの作り方」の一環として1章を設けて解説……、という内容かも知れない。けれども、内容を絞れば丁寧に分かりやすく解説できる。本のサイズの割りには本文の文字も大きいので、冗談ではなくおじさんにもおすすめできる。「いちおう文字と画像のホームページはなんとかできたけど、最後にこの2つの機能は付けておきたい」といったホームページの個人オーナーにお勧めしたい。 (bk1ブックナビゲーター:近藤龍太郎/電脳評論家 2000.11.01)