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文庫

紙の本

猫は知っていたのかも。 菜子の冒険 (富士見ミステリー文庫)

著者 深沢 美潮 (著)

猫は知っていたのかも。 菜子の冒険 (富士見ミステリー文庫)

税込 550 5pt

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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.0

評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

深沢美潮ワールドに新しいテーマパーク誕生か

2001/03/14 21:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:二十三 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 フォーチュンの深沢美潮がミステリーに挑戦。いやー、驚きました。主人公のキャラはかなりはっきりさせていますが、脇役の方はまだぼんやりとしています。これはシリーズ化を狙っているな。だから小出しにしているんだ。そう思わせるような、というか思わせぶりの展開です。これから先、主人公のご近所に次から次へと事件が起こるとなると、東山町内は日本でも有数の事件発生地区になるんじゃないか。はやく次回作が読みたーい、そんな第一作です。

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紙の本

2002年。続刊、未だ登場せず。

2002/07/06 21:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:十二番目の男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 富士見書房の大勝負「富士見ミステリー文庫」の初期ラインナップとして牽引車的役割を果たした一冊である。
 かの名作フォーチュンクエストで名をはせる深沢美潮がミステリーに挑戦と言うことで、発売直後は結構話題になった。

 主人公は十六才の少女、飯倉菜子。彼女の母は、人よんで「ミステリの女王」神乃瀬志帆。菜子は、母の担当編集者である仁を引っ張り込んで推理冒険を始める。
 で、その事件なのだが、近所でも評判の悪い偏屈ばあさんがいなくなったという話である。この辺は、「猫は知っていた」とダブらせてある。他にも、所々で「猫は知っていた」との共通点があるので、探してみるのも楽しいかもしれない。
 お話としては、きちんとしたミステリーではある(若干カタルシス不足ではあるが、本格派ミステリーとの差異化を図っているのだと思う)。
 が、シリーズ化を想定していたのか、キャラクターについては出し惜しみ感がある。今ひとつ、魅力的と感じることは出来なかった。結局、これ以降続刊が出ていないことを鑑みると、この出し惜しみはあまりいい結果をもたらさなかったようだ。
 このレーベルでは、深沢美潮のネームバリューはそれほどでもなかったのかもしれない。

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2006/12/23 23:36

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2010/01/01 21:57

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2010/05/23 21:14

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2015/12/09 20:21

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