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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.12
- 出版社: 原書房
- サイズ:21cm/387p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-562-03356-8
紙の本
トールキン指輪物語事典 普及版
著者 デビッド・デイ (著),仁保 真佐子 (訳),ピーター・ミルワード (監修)
J.R.R.トールキンの「指輪物語」をあらゆる側面から知ることができる事典。歴史、地理、種族や国々、登場人物など400以上の項目と150以上におよぶ図版を収録。94年刊の...
トールキン指輪物語事典 普及版
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商品説明
J.R.R.トールキンの「指輪物語」をあらゆる側面から知ることができる事典。歴史、地理、種族や国々、登場人物など400以上の項目と150以上におよぶ図版を収録。94年刊の普及版。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
デビッド・デイ
- 略歴
- 〈デビッド・デイ〉トールキンの神話学、遺稿の出版に尽力し、エコロジー、詩、ファンタジー、博物学、神話学の分野で多数の著作がある。著書に「トールキン指輪物語伝説」など。
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紙の本
『指輪物語』の世界を、より深く知りたい時に……
2002/03/18 02:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トリフィド - この投稿者のレビュー一覧を見る
エピックファンタジーの最高峰『指輪物語』は、トールキンが創作した壮大な創世神話体系の、ほんの一部分の物語でしかない。『指輪物語』の物語中や、ネットのコミュニティや『指輪』のファンサイトで、その神話体系の端々を垣間見ることがあるはずだ。
その神話体系を知りたい場合には、正統的には、『シルマリルの物語』を見よ、となるわけだが、トールキンの創造した世界の用語やさまざまな事柄を解説したこの事典も、大変役に立つ本である。まずはこちらを読んでみるのも良いのではないだろうか。
本書は、歴史、地理、社会、動植物、伝記の5章に章分けされている。歴史の章では、年表を使って歴史について概説し、地理の章では、まず歴史上の各時代の世界の形を地図を使って概説し、そして、地名の辞書順の紹介となっている。社会の章では、種族や国民、民族について紹介し、動植物の章は、動物や植物の紹介であり、さらにモンスターの多くがこの章に入れられている。そして伝記の章は、著名な個人/個体に関する章である。ひとつひとつの項目の記述は非常に丁寧で(何ページにも渡っていたりする)、単に項目を調べるだけでなく、じっくりと読み込むことのできる事典になっている。
相互リファレンスが今ひとつ弱く、検索性が万全でないこと、出典の記載が巻末に纏められ本文中にないため調べにくいこと、もともとカラーの図版を無造作にモノクロ化してあるため、図版や地図など見にくいものもあることなど、若干の難点はあるが、さほど気になることはないだろう。
難点も述べたが、本書がトールキンの神話世界を旅する上で必携の書であることに違いはない。トールキンのファンの人はお見逃しなく。
紙の本
指輪物語を読み終えた人への副読本
2001/02/06 21:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sfこと古谷俊一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1994年12月翻訳発行の『トールキン指輪物語事典』(B5でした)が版形を変えて安価に入手できるようになりました。帯を見ると映画に合わせようということでしょうか。
『ホビット』『指輪物語』『シルマリルの物語』(上、下)ほかのトールキンの関連著作から抽出された用語について整理して解説されている、まさに百科事典です。まず歴史を概説した部分があり。そのあと地理、社会、動植物、伝記(人物)について、それぞれ辞書順に紹介が書かれています。
索引には項目ごとの出典作品がどの本かが明示されているのですが、項目の本文のほうには出典の記載が無いのは、すこし残念ですね。
全体としては、良く纏まっており。かつて『指輪物語』などを読んだ記憶をよみがえらせてくれます。こいつはこんなやつだったっけ、などと認識をあらたにすることもあって、久しぶりに『指輪物語』も読みたくなりますね。
『指輪物語』を読んで楽しかった人、指輪物語世界で遊ぼうという人はむろん、架空世界を作成する人が参考にするためにも、手許においておくと便利な一冊だと思います。
紙の本
最高
2023/06/03 23:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バナナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
たてもの、の内部のことも詳しく書いてあるし最高です。画像がもう少し欲しかったです。
紙の本
納得の一冊
2002/02/18 00:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史、伝記、地理、動物など幅広い項目に分かれて、中つ国と不死の国の世界を紹介しているモノクロの百科辞典。出版社は違えど変にこだわらず、瀬田貞二氏の翻訳を基盤に書かれているので馴染みやすい。イラストなども効果的に配され、なかなか渋い作り。この出版社の場合、翻訳に問題がある本もあるが、これは問題なし。中つ国を旅する際のガイドブックに最適。納得の一冊。