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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 2件
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  • カテゴリ:中学生 高校生 一般
  • 発行年月:2000.12
  • 出版社: 白水社
  • サイズ:20cm/217p
  • 利用対象:中学生 高校生 一般
  • ISBN:4-560-04699-9

紙の本

悪童ロビーの冒険

著者 キャサリン・パターソン (著),岡本 浜江 (訳)

神様があと半年でこの世を終わりにするなら、ぼくはうんと悪い子になってやる! 100年前のアメリカの田舎町で、牧師の息子ロビーが巻き起こす、ゆかいな大騒動。【「TRC MA...

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悪童ロビーの冒険

税込 1,760 16pt

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商品説明

神様があと半年でこの世を終わりにするなら、ぼくはうんと悪い子になってやる! 100年前のアメリカの田舎町で、牧師の息子ロビーが巻き起こす、ゆかいな大騒動。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

キャサリン・パターソン

略歴
〈パターソン〉1932年中国生まれ。世界的に名高い児童文学の巨匠。「テラビシアにかける橋」「海は知っていた」で2度のニューベリー賞受賞。98年国際アンデルセン賞受賞。

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

切ないひと夏

2003/04/11 14:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ヴァーモント州の田舎町で暮らすロビーは10歳のいたずら盛りの少年。牧
師の父と母、姉と幼い妹と知的障害を持つ兄と暮らしています。
 時は1899年。1900年を迎える「その日」はこの世の終わりだとロビー
は信じています。そんな彼の目下一番の願望は自動車に乗ること。
 親友のウィリーと遊び回り、嫌味なウェストン兄弟とけんか…と少年時代
を満喫するロビーですが、澱のようにもやもやとした鬱屈が溜まってます。
父の関心が知的障害を持つ兄に行きがちなことなど、さまざまな苦しみを胸に
しているのでした。
 ある日ウェストン兄弟とやり合ったロビーは、行きすぎた行為を働いてしま
い、その叱責を逃れるため、また父の関心を引きたいがためもあって、以前か
ら知り合いだったホームレスの親子の住む小屋へ転がり込むのですが…。
「トム・ソーヤー」と比較される事が多いみたいなこの作品ですが、たしかに
一夏の少年の冒険というところについては頷けるものもあります。ただ、大き
く違うのは「父親」という存在。一応児童文学の範疇にある作品なんだけど、
これは大人でも充分満足出来ると思います。
 牧師である父が、当時異端だったダーウィンの進化論を読んでるのを見て感
じるショックがキュートでした。

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2023/12/16 08:55

投稿元:ブクログ

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