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商品説明
小学校一年生のひろしの学校の校長先生のあたまは、もともと毛がなくてとがっていたんだけど、どんどんとがっていって、とうとうエンピツみたいになっちゃった。一体なぜ?【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
長 新太
- 略歴
- 〈長新太〉1927年東京生まれ。ナンセンス絵本の第一人者。作品に「おしゃべりなたまごやき」「ぞうのたまごのたまごやき」など。
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紙の本
どこまでもわが道をゆく、長新太さんの絵本
2002/07/12 13:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
長新太さんには、まいります。
話が実に、自由な発想のもとに描かれているから、とんでもない話だったりするんです。
この物語も、とんでもないです。
校長先生の頭が、どんどんえんぴつのように、とがってゆくんですから大変です。
しまいには、校長先生の細い足には「HB」という文字まで!!
おまけに、校長先生で字が書けちゃう!?
おかしすぎます。
それに、長さんの文章も楽しいです。
「……体を ふるわせて、プープー おこって しまった。
プープーと いうのは、おならみたいで へんかしら。
プリプリかな。プンプンかしら。
ブリブリかな。にほんごは、むずかしいね。」
絵も文も、ほんとに楽しませてくれます。
なんでしょう。とってもナンセンスなんですが、あっと驚かされることが快感なんでしょうか。一度読むとやみつきになります。
紙の本
こんな校長先生がいたらこわい…
2001/10/24 16:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は笑えます(^^;。こんなこと嘘だ! と分かっていても子どもたちは,何度も読みたがります。校長先生は,子どもたちにとって,気になる存在なのかもしれません。
この絵本に登場する校長先生は今の時代,鉛筆削りはどこの家庭でもあるのに,「ナイフで削れ」なんてちょっと時代遅れ…でも,校長先生の言いつけだから守らないといけません。皆のたまりたまった不満,それが集まったらどうなるか,校長先生の頭が鉛筆のように削られていきます。子どもたちの嫌がることを無理に押し付けたらいけませんね。最後に鉛筆の校長先生が書いた文字「さあべんきょうしよう」。やっぱり,校長先生って近寄り難い!
紙の本
校長先生ってどんなイメージ?こわいってカンジ?あたまは、やっぱり毛がない?
2001/01/29 18:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:杜若 - この投稿者のレビュー一覧を見る
校長先生ってどんなイメージ? こわいってカンジ? あたまは、やっぱり毛がない? ちょっぴりこわいナンセンステール。
校長先生のあたまは、もともと毛がなくてとがっていたんだけれど、毎日、毎日とがっていき、えんぴつみたいになってしまいました。1年生のやすこちゃんは、こう思いました。
「校長先生は、えんぴつをえんぴつけずりでなく、ナイフでけずるように命令したでしょ。
わたしたちは、いやなのに。だから、かみさまがわたしたちの味方をして、校長先生のあたまをけずっているのよ。」
コワーイ!
その話が学校中に広まってしまい、生徒全員が体育館に集められました。はたして、校長先生は本当にえんぴつになってしまうのでしょうか?
ユニークな発想と言葉、そして一度見たら忘れられない絵。ナンセンスの世界を描かせたら右に出るもののない、長新太ワールドをお楽しみください。