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商品説明
どうしてポインタの所で解らなくなっちゃうんだろう? なぜCのポインタは難しいといわれてしまうのか。Cの構文を解き明かす。C言語を勉強してみたけどポインタでつまずいた人、普段Cを使っているが実は理解が曖昧な人へ。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
前橋 和弥
- 略歴
- 〈前橋和弥〉1969年愛知県生まれ。中部ソフト・エンジニアリング(株)勤務。プログラマー。
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紙の本
C言語の技術書を見ても、ポインタが理解出来ない人にお薦めです。
2001/02/26 16:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鈴木 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本では、ポインタが理解出来なかった人向けであって、ポインタに重点を置いて解説しています。ですので、この本の内容をきちんと理解しておけば、C言語自体を理解できると私は思います。
紙の本
2001/4/1
2001/03/06 18:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経ソフトウエア - この投稿者のレビュー一覧を見る
C言語を習得しようとしてつまずく理由は,何といってもポインタがわかりにくいことだろう。ポインタ変数が,他の変数や関数のアドレスを格納する変数だということ自体は,別に難しくない。とすれば,なぜポインタは難しいのか。その理由を解き明かしてくれるのが本書である。
筆者の主張によれば,ポインタ関連のC言語の文法が首尾一貫していないこと,配列とポインタを交換して使える場合とそうでない場合が混じり合っていることが,理解を困難にしているという。語り口は刺激的で,ポインタの定義とメモリー・アドレスは無関係である,添え字演算子[ ]は配列とは関係がなく,i[p]とp[i]は等しいなど,中級者でもドキッとする表現がある。
デバッグに役立つ知識も与えてくれる。たとえばメモリー領域を動的に確保した後,free関数で解放する場合に,バグが生じやすいという。これは,free後の領域が「しばらくの間」そのまま使われずに残っており,この領域を他の場所から参照するコードがあった場合,一見正常に動作するからである。
Copyright (c)1998-2001 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.
紙の本
日経の書評でも同じようなことを書いてますが...
2002/02/26 23:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:淳 - この投稿者のレビュー一覧を見る
C言語の、とくにポインタ操作に関わるトピックが満載の本書である。本書は、ポインタの取扱いに不馴れな初心者がポインタを理解できることを目的として読むには、ややハードルが高いような気がする。
それよりも、ある程度はC言語でのプログラミングを身につけていて「ふ、ポインタなんて、日常のツールだよ、何をいまさら…」と感じている中・上級者向けだろう。そのような上級プログラマが自己の知識を再確認する、あるいは知らなかったけどもちょっとしたことで便利だな、と感じるようなティップスを提供してくれる、という意味で非常に良書といえる。
私の場合、非常に面白く感じたのは61ページの次のくだり。x[y] という書き方が *(x + y)のシンタクスシュガーだということを説明した箇所の注意書きでの表現が面白い。
* Point
p[i] は i[p] のように書くこともできる。
* Point
【上のポイントに関するもっと大事なポイント】
でも書くな。
重ねて、本書はC言語プログラマのエキスパートにお薦め。で、囲み記事を重点的に読むと非常に楽しめる。