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紙の本
浮気現場発見?
2001/05/01 16:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紅猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
連城と2人マンションでラブラブな生活を送っていた志摩だったが、新婚旅行から母が帰って来ることに…母はもちろん再婚相手もとてもいい人で志摩と暮らすのをとても楽しみにしている。
もちろん志摩も一緒に楽しく暮らしたいのだが、恋人の連城と離れるのはさみしい。
にこやかな母に流されて結局家族と暮らすことになるのだが…なんと、連城の浮気現場を志摩が発見!しかも場所は生徒会室(志摩と連城の思い出の場所!!)。
最初は悲しんでいた志摩だったが、またもや石川先生にそそのかされて、連城を生徒会長からリコールすることに…。
最終巻どうなるのかな?と思っていたのですが、連城の志摩への執着が…愛されてて志摩も幸せだね〜といった感じでよかったですよ。
紙の本
不遜なようで愛情深い。
2002/06/04 17:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
せっかくいい雰囲気になっていた二人だが、志摩の母親が新婚旅行から帰ってきて、志摩と暮らすことを心待ちに望んでいる姿を見てしまっては、そのまま連城と住むわけにもいかず、志摩は連城の元を出ることに。
快く連城は送り出してくれたけれど、離れてから連絡もくれない連城が可愛い後輩とキスしている現場を見てしまった志摩は、自分のことなど飽きてしまったのだと、逆ギレするほど嫉妬してしまう反面、悲しみに暮れてしまう。
ライバル的存在とは言え、連城の方がいつも勝ち、恋愛面でも志摩をリードしているように見えて、その実、志摩に愛されている自信など少しもない連城の態度は裏目裏目に出てしまう。
志摩の幸せを思うからこそ、強く束縛することをあきらめていた連城の行動は、連城を慕う後輩の存在もあり、志摩にしてみれば自分には飽きたのだと悪い方向へと考えが走ってしまう。
そんな手のかかる二人に、すっかり役得の美術教師の石川。
無自覚なのに無鉄砲で、しっかりしてそうでいて頼りなく、白百合のように清潔そうに見えて、可愛く淫らで、素敵で手のかかる恋人を持った贅沢な悩みなのか、連城もお気の毒様。
今回もいつも不遜に見えてしまう連城が意外に謙虚に志摩の幸せを一番に願っていた、というあたりは本当にせつなくて好感を持ったけれど、今回の志摩は、もしかしたら連城に飽きられたのかもしれない、と不安になるあたりはせつなくもあるのだけれど、どちらかと言うと、無自覚なままで親衛隊を動かしてしまったり、石川の餌食になってしまったりと、コミカルだったり軽率だったりというあたりが好きになれず、期待していた最終巻としては私的にあまり満足がいかなかったのが残念。