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商品説明
日本企業の強みとされてきた以心伝心による知恵と知識の共有、創造性の発揮は、いまや急速に崩壊しつつある。これを「知恵の取り引き」で立て直す方法を解説。２１世紀のネット戦略に関する、日本企業への指針。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
山崎 秀夫
- 略歴
- 〈山崎秀夫〉１９４９年生まれ。東京大学経済学部卒業。野村総合研究所経営情報コンサルティング部上席研究員。「ナレッジ経営」で日本ナレッジマネジメント学会研究奨励賞を受賞。
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紙の本
2001/03/26
2001/03/29 18:15
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投稿者：日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の山崎氏は、野村総合研究所上席コンサルタントとして、主にナレッジマネジメントの分野における研究や著書に多くの実績を残している。本書は米国で盛んな「インターネット上に知恵や知識の“市場”を設定してビジネスに活用する」という新たな動きを紹介するもの。著者はこれをナレッジマネジメントの新手法と位置づけ、その仕組みと活用法を詳しく解説する。
米国では、「エキスパート・ネットワーク」と呼ばれる「知識の買い手としての相談者と知識の売り手としての専門家がインターネット上で取引する仕組み」が発達している。しかし、日本社会ではそうした仕組みを柔軟に受け入れることが難しい。知恵や知識の創造・伝達には直接顔を突き合わせてやり取りをする方法が最も有効だという考え方が支配的だったからだ。そうした間に先進各国の「知恵市場」はさらに発展し、電子商取引サイトで当たり前のように取引される時代が到来したと著者は憂える。
具体例としてユーザー数約500万人という世界最大の「知恵市場」や日本初の知識資産創造サイトを紹介。また、ビジネスへの生かし方などをわかりやすく紹介している。
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