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商品説明
インターネットをベースにした個人Webの構築法とデータベースの活用法について詳細に解説。いつでもどこででも、これまで作り上げたデータベースを活用できるノウハウを公開する。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
Web上の情報基地!
2002/04/23 19:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岡野義高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホームページは自分の好きなことや言いたいことを世界中に向けて発信できるメディアだ。
けれども、筆者は、ホームページをメディアとしてではなく、自分の情報基地として、つまり個人ツールとして使うことを提案している。
具体的にいえば、自分が作成したデータをホームページ上に置いておくのだ。
こうすることによって、万が一、自分のパソコンのハードディスクがクラッシュしてしまったときにも、データはホームページ上に残っていることになる。
さらに、もう一歩進めると、出先のパソコンから、つくりかけの書類をホームページからよびだして、続きをやるということもできる。
これは、とてもおもしろいアイディアだと思う。
モバイル・パソコンは、たしかに急激に進歩して、とても軽く薄くなっているけれど、長く使うためにはもう一つバッテリーをつけなければいけなかったり、あるいは、キーボードが小さくて打ちにくかったり、とまだまだ実用的ではないからだ。
自分の場合、モバイル・パソコンが欲しいな、と思ってもたもたしているうちに、街のネットカフェや漫画喫茶(ネットが使える)も増えてきて、公民館のような公共施設などにも、無料で使えるパソコンが置かれるようになってきた。
東京では、カフェやファースト・フードにもパソコンを置いて、自由にインターネットが使えるところも出てきたようだ。
つまり、ずいぶん軽くなったとはいえ、まだまだ重いパソコンを持ち歩かなくても、著者が提案しているように、データをホームページ上に置くようにすれば、出先のパソコンで仕事がでてしまううのだ。
これが究極のモバイルなのかもしれない。
じっさい、一太郎で有名なジャスト・システムでも、インターネット・ディスクという、ネット上にデータを置けるサービスを始めている。
著者のアイディアは、ビジネス化されているのだ。
インターネット・ディスクや、似たようなサービスには、保存できるデータ量が決まっているなどの制限があるけれど、自分のホームページ上にデータを置くようにすれば、かなり自由度の高い使いかたができるだろう。
今後、著者の提案は、ますます重要なものになっていくに違いない。
ホームページはつくってみたいけど、べつに発信したいこともないしな。
そう考えてる人にもオススメだ。
紙の本
Webを自分のためだけに使うという逆転した発想の利用法を具体的に実践する方法を説明
2001/04/24 15:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:新居 雅行 - この投稿者のレビュー一覧を見る
Webページは本来は不特定多数が参照できるというメリットが大きくクローズアップされている。だが,本書はそれとはまったく逆の発想で,自分が使っているさまざまなデータベースや文書をWebサーバーに置いておくことで,どこでも自由にデータの取り出しなどができるというやり方を説明したものだ。従って,自分以外にはできれば見てもらいたくないようなデータさえWebにおいてしまうという提案をする。
当然,その前提となるセキュリティ確保のための方法もいくつか説明されている。データベースのデータはテキスト化するなどして,ブラウザーで参照できる形態でWebサーバーにアップする。そうしたデータの活用は,Webブラウザーを中心に行えばよい。また,WordやExcelだと,ブラウザーで直接開くことができる。画像やサウンドもOKだ。こうした自分のためのWebサイトを作り上げる手順と,そのサイトを利用するノウハウが本書の大きな柱になっている。さらに,HotmailやMSNカレンダーなどのWebサービスについても紹介されている。ちょっと変わった使い方と言い切ってしまうとそれまでだが,インターネットの利用方法としては1つの提案となっている。
(C) ブックレビュー社 2000-2001