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新居 雅行さんのレビュー一覧

投稿者:新居 雅行

36 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

オブジェクト指向とJavaの基礎がコンパクトにまとめられた入門書。講習会テキストには好適

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 オブジェクト指向にからめてJavaを手軽な範囲で学習したい人には,あまり分厚くない本書は便利かもしれない。オブジェクト指向の基本的な考えを説明し,そしてJavaの基本文法などもまとまっている。まったくプログラミングについて知らない人にとってはちょっと苦しいかもしれないが,少しぐらい何かのプログラミングをかじった人にとってはそれなりに読み進めていくことができるだろう。
 前半は基本的なことで固められているが,後半ではユーザー・インタフェースを持つソフトウエアなどを作るため,プログラムが長くなりやや難しくなる。達成感はあるかもしれないが,段差を感じる構成だ。応用事例と広がっていくところで,オブジェクト指向ということがどういうことなのかを丁寧に説明するという線にまで踏み込んでないのは残念なところではある。しかしながら,講習会テキスト的にはそれなりに補足を盛り込むことで受講者レベルに合わせることができるだろうから,そうした利用も想定できるだろう。
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本

UNIXサーバーでのTCP/IPネットワーク設計から設定まで,リファレンスを含めて総合的に解説

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

" UNIXサーバーを利用して,TCP/IPネットワークを構築する場合の,基本から実際の設定までを扱ったのが本書である。Linux 2.0.0カーネル,あるいはSolaris 2.5.1が,ターゲットとなるOSである。いずれにしても,BSD系を含むUNIX全般のTCP/IPの解説書ということになる。基礎編,応用編,付録からなり,基礎編ではネットワークサービスの概要が説明されている。しかしながら,本書の中心となるのは応用編だと言えるだろう。応用編ではネットワーク計画,カーネルの設定,そしてネットワークインタフェースの説明と,ハードウエアに近い領域も丁寧に解説されている。
 さらに,ルーティング,ネームサーバー,そしてNFSやBOOTPなど,ネットワークサービスの説明もある。sendmailにはそれなりのページを割いており,トラブルシューティングやネットワークのセキュリティーの話題も含まれている。UNIXでサーバーを構築する時のネットワークの基本は押さえられた書籍。さらに付録としてgated,named,dhcp,sendmailのリファレンスも付いている。
 UNIXサーバーは,インストールをして起動すればそれで動くと言ったものではない。稼動サイトごとに合わせたカスタマイズが必要になる。さまざまなディストリビューションで自動化されてきてはいるが,いろいろな機能のからみを理解していないと結果的には満足に運用できない。TCP/IPのネットワークを全体的に俯瞰でき,さらに詳細が分かるような書籍は,システム構築においては手元から離せなくなるだろう。本書では,順々に説明が進むタイプの“読む""タイプの流れではあるが,要所要所にはリファレンスがあり,巻末の主要サービスのリファレンスも合わせて,学習用にもリファレンス用にも使えるものだと言えるだろう。コマンド入力や設定ファイルの中身のサンプルも豊富に紹介してあり,しっかりした内容だと言える。
 一方,UNIXとひとくくりに言っても,ディストリビューションごとに異なる事情の記述までは期待できない。つまり,内容が汎用的な面に焦点があたっているということだ。事実を積み重ねて,ディストリビューションでの違いを引き当てる作業は読者が行うことになる。また,多少細かいことで言えば,BIND4やsendmail 8.8.5での説明になっている点もある。最新版との違いはわずかであり,基本は変わりないとはいうものの,以上のようなことをいちおう意識しておくべきだろう。
 ごく初心者には,理解する上で少し厳しい内容だとは思われるが,ある程度の知識があれば間違いなく強い味方になる本である。ただ,本書と同じような領域を解説した書籍は他にも多くある。その中でもお勧めできる本ではあるものの,同様な書籍をすでにたくさん持っている人にとっては目新しい点はあまりないとも言えるだろう。もちろん,TCP/IPの初歩的な書籍しか持っていない人には十分お勧めである。"
(C) ブックレビュー社 2000

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紙の本

プログラミングの初心者向けにゲームの作成を通じてJavaプログラミングを優しく教える

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 Javaの初心者向けに,初歩から一歩一歩ていねいに解説するのが本書だ。しかしながら,プログラミングの教科書にありがちな無味乾燥なサンプルではなく,いきなりゲーム作りから始まる。いくつかのゲームを作るが,後半はほとんどを割いて,スロットマシーンを作っており,それなりに楽しく達成感も味わえるというところだろう。
 オブジェクト指向の基本から,グラフィック処理やイベント処理,そしてスレッドまでも解説されている。しかも,11週間にスケジュールされていて,各週末には練習問題もついているため,じっくり腰を据えてJavaに取り組みたいと考える人にはちょうどよい書籍だと言えるだろう。逆に,プログラミングについての知識はあるけども,Javaについて手短かに知りたいといった人には,やや冗長かつ情報不足かとも思われる。
 細かいことだが,Javaのドキュメントの見方までも説明している点も含め,初心者に優しい内容なので,プログラミングを初めてやる人にはお薦めできる書籍だ。本書にはWindows環境でプログラム開発に使うソフトウエアも添付されている。JDK1.3に対応している。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本

紙の本正規表現の達人

2001/04/24 15:17

プログラミングやシェル利用などに欠かせない正規表現をテーマを掲げてわかりやすく解説

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 正規表現は現在のコンピューター利用ではさまざまな場面で必要になってくる。Perlをはじめとするプログラムではもちろんだが,UNIXコマンドを打ち込む場合にも,正規表現を知っていると多彩な処理が一気に記述できてしまう。また,アプリケーションでの検索でも利用できる場合が増えている。そうした重要な概念である正規表現なのだが,たとえば言語を解説する書籍などではページ数の制約もあってか,さらっと流していたり,リファレンスで済ませていたりする。だが,本来そこで知りたいのは実践的な利用方法だろう。そうしたニーズに本書は応えることができるだろう。まず,正規表現の基本をさらった後に,ケーススタディとしてメールアドレスのチェックや,あるいはHTMLファイルから見出しだけを取り出すなど,実際の場面に近いようなテーマが示されており,また,そこで使う正規表現のポイントを丁寧に解説している。演習問題やPerlの文法,さらには日本語を取り巻く問題など,実際にプログラミングなどで直面するような問題までも触れられている。正規表現を勉強したい人や,あるいは知識を補完したい人,実際に大量の文書処理案件を抱えて立ち往生している人にはうってつけの書籍だろう。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本

Webを自分のためだけに使うという逆転した発想の利用法を具体的に実践する方法を説明

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 Webページは本来は不特定多数が参照できるというメリットが大きくクローズアップされている。だが,本書はそれとはまったく逆の発想で,自分が使っているさまざまなデータベースや文書をWebサーバーに置いておくことで,どこでも自由にデータの取り出しなどができるというやり方を説明したものだ。従って,自分以外にはできれば見てもらいたくないようなデータさえWebにおいてしまうという提案をする。
 当然,その前提となるセキュリティ確保のための方法もいくつか説明されている。データベースのデータはテキスト化するなどして,ブラウザーで参照できる形態でWebサーバーにアップする。そうしたデータの活用は,Webブラウザーを中心に行えばよい。また,WordやExcelだと,ブラウザーで直接開くことができる。画像やサウンドもOKだ。こうした自分のためのWebサイトを作り上げる手順と,そのサイトを利用するノウハウが本書の大きな柱になっている。さらに,HotmailやMSNカレンダーなどのWebサービスについても紹介されている。ちょっと変わった使い方と言い切ってしまうとそれまでだが,インターネットの利用方法としては1つの提案となっている。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本

ColdFusionを使ったWebアプリケーション作成を初歩から応用まで解説

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 HTMLによる記述だけでなく,データベースと連動するなどの動的なWebページを作成する手法はたくさんあるが,ColdFusionもその代表的な製品の1つだ。サーバで稼働させるスクリプトをCFML(ColdFusion Markup Language)を使って記述する。HTMLの記述の延長のようなテキストを記述すれば,それがColdFusionのエンジンによって解釈されて,データベース処理などHTMLだけではできないさまざまな処理ができるのである。本書の第1部は簡単なサンプルを用いて,一歩一歩学習するように配慮されたものだ。そして第2部は掲示板や社員名簿といった具体的なWebアプリケーションを作りながら,ColdFusionでのWebアプリケーション作成についてのノウハウを示すものである。また,付録としてJavaのServletとの連動を行う方法や,CFMLの基本タグのリファレンスもあり,ColdFusionでのアプリケーション作成についての全般を網羅した書籍となっている。これからColdFusionに取り組む人もHTMLの知識があれば読みこなせる内容だろう。また,アプリケーション作成のティップスもたくさん盛り込まれている。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本

Mac上でのB’sRecorderGOLDやiTunesなどを使ってのCD-R/RW作成を紹介

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 CD-R/RWドライブはバックアップ作成やあるいは音楽CD作成にと急速に普及した。実際にディスクに書き込むにはアプリケーション・ソフトを利用するのが一般的だ。本書はその使い方を中心に,とにかく手軽にCD-R/RWを作成したいと考える人に向くガイドとなるだろう。対応しているOSはMac OSで,書き込みソフトは「B’s Recorder GOLD」を使っている。もちろん,このソフトは単体でも販売されているが,CD-R/RWドライブに付属していることも多い。そして,2001年になってから発表されたMP3再生ソフトのiTunesからの音楽CD作成や,Disc Burnerによるバックアップについても説明されている。バックアップや音楽CD,ビデオCDやWindows対応のハイブリッドCD作成など,CD-Rを使う場合のひととおりの作成パターンは網羅されている。技術的なことや用語などの解説も最初にいくらかはあるが,この書籍はそうしたテクニカルな情報よりも,どうやって操作すればいいのかということを端的に知りたい人向けである。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本

Javaでの実例をもとにしてオブジェクト指向プログラミングを初歩から解説した学習書

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 オブジェクト指向プログラミングは,プログラムの再利用が容易,ソフト開発の生産性を高めるなどのメリットから,現在のプログラミングでは無視してかかることができないもの。厄介なのはそれを学習し,専門書を読んでも理解し切れないところが残ること。
 本書は,オブジェクト指向という考え方を,Java言語でのプログラミングを実際に行いながら学習できるように意図したもので,シリーズの2冊目。Javaの基本をマスターした人が,オブジェクト指向という考え方をしっかり勉強するのに適した本だ。約350ページの厚みは丁寧に解説している結果と思えばよい。オブジェクト指向の考え方に続いてJavaのライブラリー機能と,それを実際に使うという観点から,オブジェクト指向プログラミングの応用を実践的に解説。たとえば,スレッドやイベント処理について細かく解説されているので,オブジェクト指向にとどまらずJavaのプログラミングについても有益な学習書となるだろう。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本

インターネットを実現するルーティングに関する技術的な情報をまとめたハンドブック

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 インターネットを単に使っているだけでは意識しないことだが,その背後では複雑な処理が働いている。単にコンピューター同士がやりとりするだけでなく,ネットワークとネットワークの間をとり持つ機能が働きながら通信が成り立つ。こうした作業を行う機器のひとつがルーターだ。そこでの中心的な技術がRIP(Routing Information Protocol:経路制御プロトコル)である。通常のインターネットユーザーには必要がないが,ネットワークの構築を行う場合には,RIP関連の作業は避けて通れない。また,関連書籍も多いのだが,本書は,100ページ強程度の薄くてコンパクト本であり,手軽に利用できる点が大きな特徴と言えるだろう。基本的なところからもちろん掲載されているが,TCP/IPの基本を知った上で利用する書籍だ。プロトコル仕様などの関連RFCからの抜粋や,あるいは代表的なルーターの設定方法が記載されているなど,ネットワークエンジニアが手元で便利に使えるような情報源を意図した書籍だと言える。
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本

紙の本PKIハンドブック

2001/02/20 18:16

注目されている暗号処理について,基本から応用事例までを実務に即して解説

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 PKIとは,Public Key Infrastructure(公開鍵基盤)を意味する。通信データの暗号化を行う代表的な方式である公開鍵暗号方式という技術を元に,さまざまな応用をもたらすものだ。暗号化ということ以上に,電子署名などの認証という点でも注目が集められている。また,電子署名の法制化も進められていることもあって,まさにこれから重要度を高めていく技術だ。セキュリティーの重要性はネットワークの進展にともなって高くなるが,PKIはその基盤となる技術であり同様に重要度は高まると言ってよいだろう。
 この書籍は200ページ強のボリュームで,PKIに関することが比較的読みやすくまとまっている。また,暗号の基礎から応用までを幅広くまんべんなく説明されている。これから学習したいという人や,あるいはネタ本として手軽に調べることができる書籍として役立つ内容だ。技術解説も表面的なものではなく,しっかりとは記載されているが,数学的な内容ではない。むしろ,暗号化技術を応用して例えばシステムを構築するような人たちが主なターゲットになるような説明の仕方をしている。筆者はNECで実際にセキュリティーシステムを構築している6人のメンバーである。理論書ではないが,現場の実情に即した情報がまとめられている点では有益な情報源になるだろう。
 PKIの基礎知識や公開証明書,失効リストといった基本的なことに加えて,運用技術,さらにはPKIを使ったアプリケーションとしてWebでおなじみのSSL(Secure Sockets Layer)や電子メールでの利用についても説明されている。そして,PKIシステム構築事例として,セキュリティーポリシー,CPS(認証局運用既定),ディレクトリーサービスとの連動,ICカードの利用などが説明されている。概念的な説明はもちろんだが,実際の認証鍵のデータなどを示して説明するなど具体的だ。データはASN.1表記で示されているため,付録でそのデータの読み方も説明している。
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本

ロータスノーツを基幹システムに接続するアプリケーション構築を総合的に解説

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 グループウエアとして単独でロータスノーツを使うこともできるが,リレーショナル・データベースやディレクトリ・システムなど,外部のデータソースを使ってシステム構築ができることも大きな特徴だ。メインフレームのデータベースや,Oracleなどのリレーショナル・データベースといった基幹システムとの連携ができる。そのためのコンポーネントとしてDECS(Domino Enterprise Connection Services),LEI(Lotus Enterprise Integrator),LC LSX(Lotus Connector LotusScript Extension)などがある。本書ではこれらの利用方法を説明するとともに,設定例やスクリプト作成例などが示されている。また,ドライバーに相当するコネクターについてもまとめられており,基幹システムとの連携に関する情報が1冊にまとまっている。ノーツでの基幹システム連携を構築するエンジニアや,あるいはシステム設計をするような場合に,大いに参考になる書籍だと言えるだろう。
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本

Rubyの文法や関数,ライブラリーのレファレンスがコンパクトな書籍にまとめられている

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 プログラムではさまざまな決まりに従って記述をしなければならない。しかし,よほどの記憶力がない限り,そうした決まりは覚えていられるものではない。時間とともに仕様は深まり,拡張される。むしろベテランでも,ドキュメントと首っ引きでプログラムを書くということもよくある。そのときにたくさんの書籍のあちらこちらを見比べて作業するようでは大変なので,できれば1冊に凝縮された手軽なレファレンスがあると便利だし,さらにできれば薄い方が楽だ。
 本書はRuby言語でプログラムを行う人が,手軽にさまざまな規則をハンディに参照できるように意図された書籍である。小型のサイズである点がまず便利だ。Ruby開発者自身が筆者となっている。Ruby 1.6に基づき,文法や組み込み関数,そしてライブラリーがレファレンスとしてまとめられている。Ruby言語をひととおりマスターした人であれば,この書籍をコンピュータの脇に置いておくだけで,基本的なプログラミング作業は進めることができるだろう。
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本

「ロータスノーツ」の技術者認定試験に合格するためのガイドブック

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 CLS(Certified Lotus Specialist(やCLP(Certified Lotus Professional(は,ロータス認定技術者制度のうちの3つあるランクのうちの,基本レベルのものと一般レベルのものである。つまり,「ロータスノーツ」の技術者認定試験であり,本書はその認定試験を受けるためのガイドブックだ。この資格の中にもいくつか区分があるが「アプリケーション開発者」の試験に対応している。つまり,「ロータスノーツ」をベースにした業務アプリケーションを作成できる能力を問う試験の攻略本ということだ。本書の内容は大きくわけて,ドミノデザイナー,セキュリティとワークフロー,ドミノアプリケーションに別れている。CLSは最初の項目,CLPは3つの項目が試験範囲となる。問題が提示され,その解説やポイントなどがまとめられた数ページが1つの単元となっているので,少しずつ学習するということもできるだろう。もちろん,試験の概要なども解説されている。ノーツをある程度マスターしているような人が試験対策を立てるのに適している。
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本

デジタル・サウンドクリエイター向けのまとまった読みやすいガイド

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 現在の音楽シーンの制作現場は,MIDI機器やコンピューターをはじめとしてデジタル機器を使うことは常識化している。本書はそうした音楽制作のテクニックの情報や関連情報などをまとめた138ページの雑誌だ。ただし,広告はなく全ページが記事である。
 冨田勲氏の「源氏物語交響絵巻」に関するレコーディング・レポートやインタビューが巻頭にある。飯尾芳史氏や松原正樹氏など,ミキサーやミュージシャンでデジタルに関わる部分をインタビューとして紹介している。また,松武秀樹氏による制作システムの紹介や打ち込みのテクニック,ミキシングのテクニック,ソフトウエアのレビュー,楽器などの機材メーカーへのインタビュー,そしてMIDI誕生秘話やMIDI検定といった話題を取り上げている。デジタル技術が音楽シーンにいかに浸透しているかということは事例としてたっぷり取り上げられており,また各種製品の購入ガイド的にも読むことができる。
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本

LinuxやFreeBSDでの日本語に関するさまざま話題をコンパクトにまとめて解説

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 LunuxやFreeBSDなど,オープンソースでフリーのUNIX系OS(PC UNIX)が注目を浴びている。サーバ利用が多いものの,クライアントとして利用するためのさまざまなソフトウエアも使える。ディストリビューションパッケージに含まれることもあるが,LinuxやFreeBSDにソフトウエアを追加したり設定を変更したりすることで,日本語をが使えるようになるわけだ。そうすれば,デスクトップでの利用に使えるようなシステムとして,PC UNIXが使えるようになる。本書はもともとはLinux系の雑誌に掲載された連載をもとにしているが,LinuxだけでなくFreeBSDについての記述も追加し,PC UNIXでの一般的な日本語環境を整える場合のポイントをまとめた書籍となっている。
 最初にロケールの設定の章があり,基本的な言語に関する設定が説明されている。X Windowでの日本語表示やフォントについての説明があり,日本語を表示させる方法や,フォントのインストールなどが説明されている。そしてテキスト編集に欠かせない日本語が使えるテキストエディタの解説も行なわれている。Emacsとしてまとめられているが,Mule 2.3やEmacs 20,XEmacsの解説がある。日本語入力としては,Wnn,たまご,かんな,sj3,SKKの説明が行なわれている。さらにさまざまな種類のフォントを利用できるようにするVFlibの説明があり,Ghostscriptでの印刷や,MagicPointでの利用例を示している。印刷を行なう方法についての説明や,文字コードについての解説もある。
 このように内容的には豊富であるが,ページ数は200に満たないくらいだ。PC UNIXでの日本語処理について,ポイントがコンパクトにまとまっている書籍であると言えるだろう。リファレンス的には使いにくいかもしれないが,ポイントは押さえてあるので,日本語についていろいろ調べてみたいとか,全体像をつかみたい場合には役に立ちそうだ。
(C) ブッククレビュー社 2000

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