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紙の本
自己改革の形態は様々
2002/03/27 16:34
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投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
気弱な主人公の少年は、『革命部』、すなわちクーデタークラブと出会うことで新たな自分を知ることになる。自己革命(自己改革)には様々な手段があるが、少年の場合は「女装」だった。
女装することで、平穏な日常とは違う危険な世界に足を踏み入れることになるが、その世界にあってようやく自ら行動し、自らの存在理由を見つけ出す。
かなり現実離れしているように思われる表現も、力強いタッチと骨太なストーリーによって、かえってリアルに感じられる。
人間が成長する過程で、「革命」は必要なこと。果たして自分はどうだったろうか、また、これからどうなっていくのか。そんなことをふと考えさせられてしまう。