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商品説明
実際に無線LANを使いこなすまでの手順と使い方のヒントやコツに的を絞った、初心者向けの「手引き書」。メルコのAirStationとアップルコンピュータのAirMacを取り上げて解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
話題の無線LANを手取足取り解説。AirStationとAirMacはこれでダイジョウブ。
2001/05/09 18:16
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投稿者:近藤龍太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近のパソコン雑誌を見ると、CD-R/Wかブロードバンドの話、それか無線LANと相場が決まっている。いささか芸がないと思うのだが、読者の興味の対象がそのあたりとあれば仕方がないだろう。
かく言う私も、無線LANについてはもう長いこと買おうかと悩んでいた。悩んでいるうちに、理想とするルーター機能付きの製品が発売された。これだ! と思っているところに、プロバイダの方でルーターの使用を禁止していることがわかり、またさらに悩みの種が増えてしまった。禁止は表向きで、実は黙認しているのだというウワサがあるからだ。う〜ん。
ソコへ持ってきて、最近新しいWindowsノートを購入した。家中で新しいパソコンと高速インターネットを見せびらかしたい(笑)となれば、無線LANは必須である。
私の場合、WindowsマシンとMacintoshの両方を使うので、デスクトップ機とノートパソコンが最低でも1台ずつ、計4台。場合によっては、ミニノートやらWindows CEマシンなどというものも使うことがある。もちろん、家庭内乱じゃなくて家庭内LANですべてEthernet接続になっている。インターネットにはCATVで接続している。
いろいろ使った経験から言うと、ノートやサブノートの使用頻度はとても低い。サブマシンとして購入される方の多くが経験されていると思うが、メインにしっかりしたマシンがあれば、サブマシンを使うチャンスはほとんどないのだ。
その主な理由が、「ネットに接続するための接続がめんどうくさいから」というものである。せっかくバッテリーで駆動しているのに、Ethernetや電話のケーブルがつながっていたのでは、ダイナシである。かといって、PHSや携帯電話じゃ遅くてもういやだ。だからワタシも無線LANが欲しい。
もう一つの理由は、マック用にEthernet接続されているPSプリンタに、Windowsマシンからも出力するために、ルーター付きのモデルを導入して、本体側にもローカルなIPアドレスを割り当てたいからなのだが……。これはあまり一般的な理由じゃないかもしれない。
無線LANといえば、Apple社のAirMacが最初で、国内ではメルコ社のAirStationが先陣を切ったと記憶している。AirStationは、AirMacカードも使えることを発表しているから、Mac&Winの環境を作りたいヒトにも最適な組み合わせだし、メルコ社の方は様々な環境に対応したモデルを発売しているので、どんな人にも対応できる。
本書は、この2つのシリーズの使い方を詳しく解説している。使い方といっても、この種のモノは設定だけの話なのだが、これがナカナカ大変である。本来なら、メーカーや製品に左右されないよう、一般化した解説をすれば良いのだろうが、それでは一般のユーザーが設定できない。製品付属のソフトを使わざるを得ないのである。
2つのシリーズといっても、メルコ(Windows)の方は4モデルあるから、実際には5種類のアクセスポイントを扱っていることになる。AirMacの方も、インターネットへの接続方法別に場合分けしていてわかりやすい。
AirStationにAirMacカード、AirMacベースステーションにメルコ製の無線LANカードのように、相互に混在させて使う方法も説明されているので、私のような環境のユーザーにも参考になると思われる。 (bk1ブックナビゲーター:近藤龍太郎/電脳評論家 2001.05.10)