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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.4
- 出版社: ボロンテ
- サイズ:19cm/210p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-939127-03-6
紙の本
ロシア人・日本人 きっとわかりあえる! 黒猫が怖いニコライ先生のハートフル・エッセイ
ソ連に生まれ、ペレストロイカの嵐をくぐり抜けて、信州松本に暮らし、日ロ友好のためのさまざまな活動を行うニコライ神父。その人生を通して、謎多きロシアの真実、日本人の姿が見え...
ロシア人・日本人 きっとわかりあえる! 黒猫が怖いニコライ先生のハートフル・エッセイ
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商品説明
ソ連に生まれ、ペレストロイカの嵐をくぐり抜けて、信州松本に暮らし、日ロ友好のためのさまざまな活動を行うニコライ神父。その人生を通して、謎多きロシアの真実、日本人の姿が見えてくる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ニコライ・ドミィトリエフ
- 略歴
- 〈ドミィトリエフ〉1960年モスクワ生まれ。レニングラード神学校に学び、日本人女性と結婚。92年長野県松本市に移住。日本ユーラシア協会長野県ロシア語支部主宰。
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紙の本
ロシアに何のかかわりもない私でも、「おもしろい」と感じた
2002/08/27 17:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:achi - この投稿者のレビュー一覧を見る
日常生活において、ロシア人ともロシア文化とも無縁に等しい私だが、
比較文化というか、こういう類の本には興味がある。
この本に出会ったとき、「ハートフル・エッセイ」とは面白そうだなと手にとった。
目次を見たらおもしろそうな項目がつまっていて、
衝動買いに近い感覚で購入した。
「ロシアって、そんな国か!?」という新たな発見はもちろん、
とくに日本について語る章では、
「なるほど、ロシアの人から見るとそうなのか」と妙に納得する話や、
思わずプッとふきだしてしまうエピソードなどがあって楽しめた。
個人的には、“ロシア流お酒の飲み方”が興味深かった。
著者の文章は決してむずかしくなく、分かりやすいので、
普段それほど本を読まないという人でも、抵抗なく読みきれる本だと思う。
ズバリ、オススメ。
紙の本
日本女性と結婚し日本で活躍中のロシア人司祭による分かり易いロシア人論。具体例が面白く説得力は抜群
2001/04/25 15:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:井沢 正忠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロシアそして旧ソ連のことについて,かつての英国首相チャーチルが評した”謎のまた謎”という表現は,21世紀前半の現在もなお当てはまるようだ。そのロシア人の謎の一部を解き明かしてくれるのが本書である。ソ連崩壊以前からの司祭,しかも日本女性と結婚し日本で活躍しているロシア人によるロシア人論である。
ロシアでの宗教の復活,それがもたらす社会の安定に力点が置かれているのは当然だが,「ロシアはキエフ・ルーシの時代から帝政ロシアを経てソ連が崩壊するまで結局,なにも変わっていないのかも知れない。(中略)どんな嵐がお上で吹き荒れようとも,ロシアはあくまでロシアなのだ。それは東洋とも西洋とも違う”ロシア”という広大な文化圏だ」というのが著者の主張である。面白い具体例を挙げながら話を展開させているので,説得力を持っている。翻訳もよくできていて読みやすい。著者独自の日本人論も急所をついている。
(C) ブックレビュー社 2000-2001