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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.5
  • 出版社: 二見書房
  • レーベル: シャレード文庫
  • サイズ:15cm/301p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-576-01019-9
文庫

紙の本

酔って、酔わせて (二見シャレード文庫)

著者 剛 しいら (著)

酔って、酔わせて (二見シャレード文庫)

税込 607 5pt

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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

酒造りの話

2017/06/30 18:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る

割と軽いタッチで、攻と受は既に肉体関係があって何となくデキ上がってるしで、ドキドキ感はあまりなかったです。
攻も受も浮気するのが引っかかりましたが、受は酔うと淫乱になる設定だから仕方ないのかな。

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紙の本

つらい記憶も、時間が経てば癒される…

2001/12/16 21:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 高校時代からの親友、保とともに外食産業に就職した蔭山神酒。だが、入社早々の呑み会で、とんでもない痴態をさらすことに…。実は神酒は少年時代のトラウマから、酒を飲むと何故か淫らになってしまうのだ。そのため、実家の造り酒屋を継げず、今や蔭山酒造の銘酒は水道水以下…。そう酷評したのはきき酒師、緒方だった。謎めく男の正体は…? 一方、故郷に戻り、自ら銘酒復活に賭ける決意をした神酒は…そして保との愛は熟成されるのか…!?

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紙の本

お前となら、きっと旨い酒を造れる…

2002/04/03 08:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:smile - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「一緒に旨い酒を造ろう。お前となら、きっとやっていける…」。
 蔭山神酒(ミキ)は、「神酒」という名の示すとおり、造り酒屋の跡取り息子。しかし、酒に強い神酒なのに、なぜか「飲酒禁止令」が出されており…? 昔からの親友で、頼れる保護者のような保とともに都会で過ごす神酒だったが、新人歓迎会でムリヤリ呑まされた酒がもとで、とんでもない痴態を繰り広げてしまい…?
 保×神酒の、兄弟のような親友のような、けれど否定しようもなく存在する恋愛感情が切ない。小悪魔系だが純粋な受けのお好きな方に。オススメの一冊。

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紙の本

こだわりの一冊

2001/08/02 21:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:miho_tokeshi - この投稿者のレビュー一覧を見る

 雑誌掲載された3話に書下ろし1話を加えた「真剣酒造り小説」。

 新潟にある蔵元の一人息子である主人公・神酒(みき)。原因不明・記憶なしな酒乱癖で家を継げず、東京の大学へ進学、そのまま就職することに。しかし、酒乱癖は様々な面で神酒といつも助けてくれる親友・保(たもつ)を困らせる。またある出来事をきっかけに、銘酒だと信じていた実家の酒が例年品質を落としていることを知り…。

 説明するのが難しいほど濃い内容がつまった一冊で、読み応えは十分。キャラクター達がまるで生命を持ったように、笑うし泣くし真剣だ。酒に関する記述もしっかりしており、作者自身のテーマに対する真剣さも並大抵ではないと伝わってくる。

 作者の小説に欠かせない(恋愛関係だけでなく信頼関係etcも含めた)『愛』についてもしっかり描かれており、いつも通りうんうんと納得させられた。

 読後、一本の映画を見たような満足感と強い印象を得られる一冊。おすすめです。

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紙の本

酒を飲むか、飲まれるか。

2001/07/25 17:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:miyagi aya - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公の神酒は造り酒屋のひとり息子でありながら全く酒を飲めない体質のため、外食産業に就職した。しかし実家で作っている酒の品質があまりに落ちていることを知り、放っておけず地元に戻って酒を造ることを決意する。けれどそこには致命的な問題がひとつあった。神酒には酔うと誰彼かまわず誘惑するクセがあった…。

 過去のトラウマからちょっと人には言えないような体質になってしまった神酒が、その原因を探りながら酒造りにも真剣に前向きに取り組んでいく様子に好感が持てました。登場人物は皆、日本酒に対してかなりのこだわりを持つ人ばかりで、飲みながら寸評する様はまるで「美味しんぼ」のよう。あちこちの日本酒が出てくるので読みながらつい「ふーん、おいしいんだ…?」なんてチェックを入れてしまいました。
 ただし、神酒の酒癖はどうかな…。最初の方の脱いで騒ぐ姿は結構イタイものがありました。

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紙の本

幼馴染ラブvsカラー口絵の利酒師

2002/07/20 14:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミントティー - この投稿者のレビュー一覧を見る

酔うと記憶がなくなりエロくなってしまう、かたむきかけ老舗酒造会社の跡取息子と幼馴染のぐるんぐるんのラブラブストーリー。この二人の間に訳ありの利酒師(口絵のカラーはこの人で〜す)が絡んできます、幼馴染ラブを応援しているつもりなのに利酒師になぜかすごい魅力を感じてしまいました。かわいいエンディングですのでぜひ読んでみてください、すごく日本酒が飲みたくなります。

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