こぎつねキッペのはるのうた
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商品説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
春がきて、こぎつねのキッペは大はしゃぎ。こぐまと玉のりごっこをしていたら、がけから落ちそうになってしまいました!
著者紹介
今村葦子
- 略歴
- 熊本県生まれ。「ふたつの家のちえ子」で坪田譲治文学賞、芸術選奨新人賞を受賞。
降矢奈々
- 略歴
- 東京都生まれ。スロヴァキア共和国のブラチスラヴァ美術大学で石版画を学ぶ。
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はるがきて、こぎつねのキッペは、もうあかちゃんじゃなくなりました。
2001/05/22 17:36
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投稿者:エーミール - この投稿者のレビュー一覧を見る
はるがきて、こぎつねのキッペは、もうあかちゃんじゃなくなりました。やさしい春風が吹くひなた山で、キッペは森の仲間と元気に遊びます。
幼い子も、自分がおおきくなったと思えたり、何かができるようになったと思える時はほこらしくてたまらないらしい。そんな時、本当にうれしそうに笑います。
このおはなしは、そんな気持ちと動物たちの春のよろこびを感じる気持ちがいっしょになって、なんともしあわせな空気にみちています。
花いっぱいのひなた山、ブン!ブン!ブン!というミツバチの羽音。そして森の仲間が集まれば、元気いっぱい遊びだす。子供のころ遊んだあの雰囲気を思い出だします。ちょっといけないことだったり、ちょっとあぶないことだったり、ちょっと争ったり仲直りしたり、でもやっぱり毎日集まってきて日が暮れるまで遊んでたっけ。
自然の中で、自由に遊ぶのはいいですね。そんな喜びにみちた幼年童話です。降矢奈々さんのさわやかでかわいい絵もおはなしにぴったりです。
この本は、おはなしバスケットのシリーズの4で「小学校初級から」となっていますが、親子で読んでもいいし、一人で読めるようになって日の浅い子にもいいかもしれません。
今はもう初夏のような気候ですが、この本は早春から春爛漫の頃の方が似合うような気がします。でも、このこぎつねのキッペには、違う季節にもまた会えそうですね。
では、「さよなら、さんかく、また、きつね!」