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紙の本
犬の記憶 (河出文庫)
著者 森山 大道 (著)
世界的な評価をえる写真家が、自らの記憶と軌跡を辿りながら、撮影の秘密を明らかにする幻の名著、待望の文庫化。絶妙な文章で描かれる六○〜七○年代の“闇”への誘い。写真多数収録...
犬の記憶 (河出文庫)
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商品説明
世界的な評価をえる写真家が、自らの記憶と軌跡を辿りながら、撮影の秘密を明らかにする幻の名著、待望の文庫化。絶妙な文章で描かれる六○〜七○年代の“闇”への誘い。写真多数収録。写真ファン必携。【本の内容】
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紙の本
写真家、森山大道氏の自伝的写真論の一冊です!
2020/07/06 09:47
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、デザイナーから岩宮武二氏、細江英公氏の助手をへて、1964年に独立された写真家で、これまでの写真の概念を刷新する比類のない作品群を発表し、日本写真批評家協会新人賞、日本写真家協会年度賞、毎日芸術賞、ドイツ写真家協会賞、ハッセルブラッド国際写真賞など数々の賞を受賞してこられた森山大道氏の自伝的写真論を語った一冊です。同書では、「いったん逃げた風景のかずかずは、僕の内部でもうひとつの風景となってある日とつぜん立ち現われてくる。それは、まったく時空を超えた視覚のなかと脈絡を絶った意識のなかに、ふと再生されてくるのである」と語られ、写真は現在と記憶とが交差する時点に生ずる思考と衝動によるものという森山氏の考えが実によく表われています。同書では、「陽の当たる場所」、「壊死した時間」、「路上にて」、「地図」、「夜がまた来る」、「写真よこんにちは」、「有楽町で逢いましょう」、「街を駆けぬけて」、「写真よさようなら」、「そして光と影」といったテーマで興味深い話がどんどんと進んでいきます。