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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 9件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.6
  • 出版社: 文芸春秋
  • サイズ:22cm/355p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-320170-X
  • 国内送料無料

紙の本

不眠症 上

著者 スティーヴン・キング (著),芝山 幹郎 (訳)

不眠症に苦しむ老人・ラルフが、朦朧とした中で見た不気味な医者。それを前兆に、街を憎悪の色で染めながら、邪悪な何かが迫り来る。眠れぬ夜、薄闇の街角で何かがそっと、立ち上がる...

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不眠症 上

税込 3,300 30pt

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商品説明

不眠症に苦しむ老人・ラルフが、朦朧とした中で見た不気味な医者。それを前兆に、街を憎悪の色で染めながら、邪悪な何かが迫り来る。眠れぬ夜、薄闇の街角で何かがそっと、立ち上がる…。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー9件

みんなの評価3.8

評価内訳

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紙の本

最近、夫が目覚めるのが段々早くなってきて、眠るの大好き人間である私は腹が立つやら、眠いやらでたまらない。もしかすると、夫もラルフのようになっている?

2003/08/20 21:25

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

キングの本は、『IT』や、『スタンド』を見ているせいか、上下二冊の作品を手にしても余り驚かない。少し大きめの版型の本を開いて、上下二段にびっしり詰まった活字をみると、これを読み終わらないうちは、私の読書計画は軌道に乗らないなあと、ため息がでてしまう。ところが、この小説、予想外だけれど、『骨の袋』みたいに軽快に読むことができた。それだけでも私は、キングに跪きたくなってしまう。

この小説の主人公はラルフ・ロバーツ、妻のキャロリンを癌で失い、今は家を共同所有しているマクガヴァン老人とのんびり暮らす70歳の老人である。彼は睡眠時間が日ごとに短くなり、今では4時間程度の眠りで目がさめてしまう。それを近所に住む仲間の老人たちに知られないように、闇の中にひっそり佇んでいる。勿論、眠気はまったくない。

そんな彼が出遭ったのが、友人エドの交通事故。しかし、そこでのエドが見せたのは日頃の優しい夫ではなく、人前で妻に暴力をふるうだけの男の姿だった。そしてラルフが見かけたエドの妻ヘレンは、夫の暴力で失明寸前なりながら、我が子を抱きしめ、非が夫にあるとは認めようとしない。

救急車を呼び、ヘレンを無理矢理入院させたラルフは、犯人がエドであることを警察に知らせるが、彼は巨額の保釈金を支払い町に出てきてしまう。エドが狙うのは妻だけではなく、デリーの町を訪れようとしている女性活動家スーザン・デイであり、妊娠中絶を認める団体ウーマン・ケアだった。

執拗に女たちを狙うエドと「目の糧」と称する保守的な団体。そしてオーラを見るようになったラルフとの対立。マクガヴァンとラルフの共通の友人で未亡人のロイス。公明な巡査部長ライデッカー。影のような三人の医者姿の男達。オーラの力に影響される老人達。犬のロザリー。デリーの町を舞台に壮大な光と影の争いが始まった。

あとがきに『ローズ・マダー』などと平行して書かれたのでは、とある。確かに女性への暴力と言う点では共通している。キングが好む舞台キャッスル・ロックこそ出てこないが、話としては『スタンド』『ドラゴンの目』へと繋がる。最近のキングの作品に共通した老いの問題も扱われている。ユーモアもあるし、エロティックな部分もある。

でも、私にとって最も印象的だったのは、中盤に出てくる医師たちだ。澄み切った青い空気の中を音もなく歩く三人の医者の姿は、とてもシュールで、マグリットの絵に出てくる帽子をかぶった男の姿を思い浮かべてしまったほどだ。驚異的なペースで出版されるキングの作品群だけれど、ボリュームに怖じずにチャレンジしよう、絶対に楽しめる。ただし、時間だけは必要だ。

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紙の本

今ある世界の、想像を絶する美しさ

2002/08/31 05:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブルーノ - この投稿者のレビュー一覧を見る

数多あるキングの著作において、本作は『ローズ・マダー』に連なる、と言ってよい。表面的には、女性に対する男性側からの虐待を扱っていることが挙げられるからだし、一方、その奥に隠された方向性としては、キング一流のファンタジーが目指されているのでもあるからだ。
本作の白眉は、キングによって描き出される「この世界が持つ・ふだん我々の目からは隠されている・恐ろしくも美しい」“色彩の豊かさ”にある。私たちは、本当には、今ある世界の美しさに触れていないのである。と思わせるところが、この作品におけるキングの真骨頂である。『ザ・スタンド』をその代表として、善と悪との闘いを、キングは今までにいくつも描き出してきた。この作品もその例に漏れない。その意味で、目新しい発見は何ら見出されないかもしれない。しかし、だからこそあえて、と言いたいのは、本書に描き出されているのが、これまでのキング作品に見られることがなかっただろう「世界の美しさ」だからである。破滅後の世界を垣間見た主人公たちや、過去の世界を郷愁として想起する主人公たちの目を通してなら、それはいくつもあっただろう。しかし、今度はそれが、「今を生きている・しかし最も死に近い・老齢の男と女」によって積極的に見出されるのである。「世界は・今そこにあるだけで十分に・そして想像を絶するほどに美しい」。それは老齢の男女によって初めて見出され得る事柄なのかもしれない。単純だけれど、それは素晴らしい発見ではないだろうか。その“発見”は、逆説的ではあるけれど、老齢に達した人々を「老人」としてしか認識できなかった私のような人間にとってのみ、初めて可能だったのかもしれないが。
ともあれ、この小説は、世界の持つ美しさを余すことなく、あるいはそれ以上に、描き出してくれている。そのことに間違いはない。

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紙の本

眠れなくなるのはあなたかも?!

2001/09/26 00:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 不眠症の老人が特殊な能力を持ち、悪に立ち向かうストーリー。悪に立ち向かうとなると、若者ばかりが思い出されるが、この作品の面白いのは70代の老人だというところだろう。まさに目からうろこが落ちる思いだ。
 不眠症というタイトルだが、グイグイと引きつけられ実際に上・下と寝ずに読んでしまうあたりが本書のおもしろさなのだろう。

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2005/11/11 00:35

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2005/10/05 16:20

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2009/03/25 11:59

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2010/05/30 10:12

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2011/09/20 00:55

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2014/03/24 12:50

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