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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2002.1
- 出版社: 集英社
- サイズ:26cm/1502p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-08-100016-6
紙の本
情報・知識イミダス 2002
あらゆる分野の最先端を総合的に展望し、引く、読む、見るの3大機能で知の現在をとらえる。事項は経済・産業、日本政治・国際関係、社会生活・健康、サイエンス・テクノロジーなどの...
情報・知識イミダス 2002
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商品説明
あらゆる分野の最先端を総合的に展望し、引く、読む、見るの3大機能で知の現在をとらえる。事項は経済・産業、日本政治・国際関係、社会生活・健康、サイエンス・テクノロジーなどのジャンル別に収録。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
イミダスは読もう。
2001/11/16 05:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トリフィド - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネットのコミュニティで、自分に一般常識が不足していることを嘆いている人を時々見かける。そういう人にぜひお勧めしたいのがイミダス丸読みである。調べごとのために確保しておくのではなく、最初から最後まで全部読むのである。冗談で云っているのではない。私は高校の時にクラブの先輩に「イミダスも読んだことがないガキ」と挑発されて、三箇月かけて全部読んだ。結構読んでしまえるものである。それからは、二、三年おきくらいに新しいのを買って、ぽつぽつと目を通すようにしている。途中で挫折しても良いのである。まったく読まないよりもかなりましである。知識不足に悩んでいる人は、読み終わったら枕にもなる、使い回しがきくイミダスをぜひ。
紙の本
基礎知識はこれで
2001/12/03 16:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤコブレフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は大学時代、時間のがないのにレポートを書かなければならないとき、これを読んで一定の知識を入れてから、取り組んでいました。『imidas』の魅力は、毎年購入し、各年代ごとのカラーページを見ると世の中のこれまでの動きが把握できることです。私は特にファッションについて書かれてるところが好きなのですが。
紙の本
「特別会計予算」は「一般会計」の約4.7倍!
2002/01/09 22:16
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投稿者:安原顕 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年もまた『知恵蔵』(CD−RPM付き。朝日新聞社)、『現代用語の基礎知識』(これのみ縦書き。自由国民社)、『イミダス』の3冊が店頭に並び、『イミダス』を買った。とりあえず「特別会計の項」を見てみよう。冒頭に「国が特定の事業を[行う場合]、特定の資金を保有してその運用を[行う場合]、その他特定の歳入をもって特定の歳出に充て、一般の歳入歳出と区分して経理する必要がある場合」(財政法第13条2項。何たる馬鹿文か!)に限って設置することが認められている会計のこと」とある。ものはついでだから、去年の他の2冊の項も開いてみると、『知恵袋』には「一般会計とは区別して、別個に収入と支出を経理する会計。財政民主主義に基づく予算原則では、統一性の原則によって、予算は1つでなければならないとしている。(略)ところが、日本の財政法では、初めから統一性の原則を放棄している」とあるだけ、具体的な数字は挙げられていない。『現代用語の基礎知識』には「特別会計」の項目すらない。『イミダス』の「特別会計」にはその後に続けて2001年度現在「38」の特別会計がある、と書いてあった。
1、道路整備、土地改良など特定の公共事業、造幣、印刷、郵政など政府の企業的事業費「事業特別会計」。
2、厚生年金、国民年金などの社会保険、また地震再保険など民間の補完的保険のための「保険特別会計」。
3、食糧、外国為替、国立病院などの財貨・サービスの管理、市場調整などのための「管理特別会計」。
4、財政融資資金など政策金融のための「融資特別会計」。
5、国債の利払い・償還、交付税の配布、国有財産の管理などのための「整理特別会計」。
2001年度の歳入総額は390兆85347億円(うち、一般会計からの繰入49兆326億円)、歳出総額は373兆150億円である。ちなみに一般会計は82兆6589円だ。なぜこの項目を選んだのか。櫻井よしこの名著『日本のブラックホール 特殊法人を潰せ』(新潮社)を読んで欲しいからだ。著者は「まえがき」で、2001年度は国民の税金、貯金、年金などから「7兆5000億円」が利子補給金、補助金、出資金などの形で「特殊法人」に注入されたが、その中身は非常に見えにくい。「特殊法人」は情報公開法の対象ではないため収支決算すら不明、彼らは国民の富を喰い潰し、民間の仕事を奪っていもいる。官僚社会主義を絵に描いたような特殊法人は「77」もあり、これらを支えるのが「特別会計予算」で、「一般会計」とは異なり国会で論議されることもなく、チェックもされない。しかるにこの「特別会計予算」、2001年度の一般会計「約83兆円」に対し「約391兆円」、約4.7倍! つまり、ここまで膨大な予算がチェックも情報公開もされず「裏予算」として罷り通っているのだ。この「391兆円」とは、われわれの血税、厚生年金、国民年金などの金である。さらに、一般会計約83兆円の内の約6割の49兆円が自動的に特別会計に移され、ブラックホールに吸い込まれるが、すべては意味不明、不要なものである。日本のGDP510兆円の60%、373兆円もの金が公的支出の国など自由経済ではなく、旧ソ連のような官僚主義人民共和国だと、著者は怒りをあらわにしている。そして、この373兆円の内、約240兆円が債務の償還(返済)、保険の給付(支払い)、借金の利払いに使われているのだ。