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商品説明
日本人の生活や信仰は、稗・粟などの雑穀を含めた多様な価値意識のもとに発展してきた。稲と差別された一方で、聖なる供物でもあった事例を広い地域にわたり考察し、様々な視点から雑穀文化を位置づけ、その意味を問う。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
増田 昭子
- 略歴
- 〈増田昭子〉1942年福島県生まれ。早稲田大学教育学部社会科卒業。現在、立教大学文学部非常勤講師。著書に「粟と稗の食文化」などがある。
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紙の本
雑穀を見直す一冊
2002/04/21 22:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yu-3 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『稗と粟の食文化』の続編と考えて良い本だと思います。日本における雑穀の扱いを細かく分析しています。 例えば、雑穀が差別の食として扱われていた事例などを取り上げる一方で、雑穀が神饌として扱われていた事例も取り上げ、日本人にとって雑穀がどのような意味をもつものであったかを分析しています。沖縄の事例など著者が足で得た貴重な資料が満載です。
値段は少々はりますが、それに見合う以上の内容を秘めた本だと私は思います。食文化を研究している人には必要不可欠な一冊でしょう。