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紙の本
鄭成功をただ褒め称える本ではない
2002/03/11 21:49
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投稿者:ばんばん - この投稿者のレビュー一覧を見る
鄭成功。その名はなかなか知られてないにしても、国姓爺合戦など聞くと聞いたことがあると思うかもしれない。私は、司馬遼太郎の台湾紀行で、台湾を一時占拠し、清に滅ぼされた明を再興しようとした鄭成功を知った。
わずか37歳にして死ぬまでに、その名をとどろかしたことよりも、その後に名を残したことがとにかくすごい。この人自体、後世を睨みながら生きた人かと思っていたら、作者は、時代が見えなかった一直線な男として描いていた。
ほめるだけでないところが、ひきつけ、考えさせられる作品になっているに違いない。