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商品説明
論理思考は特別な能力ではない。適切な訓練を積めば誰にでも出来るようになる。自分で考え、自分なりの結論を出し、その適切さを検証してはじめてうまく思考できたかどうかが分かる。論理思考に強い頭脳を作るためのテキスト。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
渡辺 パコ
- 略歴
- 〈渡辺パコ〉1960年東京生まれ。コピーライターを経て88年に独立し、現在、有限会社水族館文庫の代表。著書に「手にとるようにIT経営がわかる本」「LANの本質」等。
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紙の本
著者からのメッセージ
2001/12/22 01:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:渡辺パコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
僕がグロービス・マネジメント・スクール(GMS)で講師を始めて5年になります。最初の3年は、「コミュニケーションとリーダーシップ」というコースを持っていたので、論理思考とは直接関係ないのですが、GMSの講師は、どのクラスの担当でも受講生の論理的な思考を引き出すことが求められているので、基本的なスタンスは変りません。
今回の本は、受講生が論理思考を学ぶ上で、どのような点がわかりにくいのか、どのような点につまずき、うまく思考できないのか、という理解をベースに書きました。つまり、僕個人が「こうやって思考している」というだけでなく、多くの(ふだんは必ずしも論理思考をしていないような)ビジネスパースンがどのように思考しがちなのかという点を知っているという立場から書いた本です。
最近、論理思考の本はたくさん出ていますが、「ふつうのビジネスパースンの論理思考のパターン」と、「適切な論理思考の方法」という方法の違いを十分に探って書かれた本はあまり例がないと思います。そして実際に「どのようにミスしがちか」をバーチャルな紙上受講生にやってもらい、それにアドバイスするという形で本が進んでいくので、比較的わかりやすいつくりになっています。
もちろん実際に論理思考が思うようにできるようになるのは、なかなか大変なことです。ですから、僕の本を読んで、「論理思考が自分でできるようになった」と思えるところまで行くのはたいへんかもしれませんが、「論理思考をどのように進めればいいか、その進め方」はわかってもらえるはずです。実際に自在に扱えるようになるには、自分の頭で考え、たくさん失敗もする必要がありますが、失敗しても、再び本に戻ってもらえば、どこに失敗の原因があるかを再発見することができるので、修正ができるでしょう。その積み重ねを続ければ、あなたの論理思考力はずっと高まることをお約束します。
紙の本
バーチャル受講生として脳に汗をかいてみて
2001/12/17 19:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:寺島淳一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年の夏、僕はパコさんの教える「ロジカル・コミュニケーション」のクラスを受講しました。僕はネットコミュニティの「知恵市場」でかれこれ3年以上お世話になっていたのですが、そこで改めてパコさんの論理思考技術のすごさを知りました。
ちょうどこのクラスが終わった頃、知恵市場のメーリングリストで、パコさんが論理思考をトレーニングするための本を出す、そして、本には紙上演習を載せるためバーチャル受講生を募集する、ということを知り、どこまで論理思考が自分の身についたのかを試すため、早速受講生に応募しました。
送られてきた問題には、クラスで学んだこともあったのですが、それ以外にも「言葉の意味を吟味する」「イシューを押さえる」という、僕にとっては目新しい事項もあって、四苦八苦しました。
ビジネス書担当をやっていることもあり、今、ものすごい勢いで出されている論理思考本は大体目を通しています。しかし、それらの中にもあまり触れられていないテーマだったので、ひたすら、出された問題を自分の頭で考えるしかありませんでした。
今、僕の手元に上梓された本があります。問題の講評や解説を読んでいると、案の定、僕の回答はあまり良い出来ではありませんでした(苦笑)。僕の回答例がだめな例として載っていますので、ご笑覧ください。少し安心したのは、僕以外の受講生の人たち−知恵市場で鋭い意見の書き込みをされる方たちです−も、いろいろパコさんに突っ込まれていたことです。
みなさんもバーチャル受講生を他山の石として(僕以外の受講生のみなさん、ごめんなさい)、論理思考のトレーニングをしてみてください。特にこれまでの本を読んでもイマイチ身につかなかった、という方におすすめします。
僕ももう一度トライしてみます。
紙の本
自分の意思を他人に伝えることは、やはり難しい。
2009/03/14 13:56
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の意思を他人に伝えることは、やはり難しい。
理由は??
自分の頭の中に収められた情報の断片が、論理的な順番で並んでいないためです。
会話の場合とくにばらばら出てしまうことが多いです。
そうなると何かを伝えたい会話だったはずが、単なる雑談で終わってしまうことになります。
本書は、いくつかのステップを通じて、論理的に意思を伝えるためのスキル獲得を目指します。
ポイントはセンテンスの並べかたと、そのつなぎ。
すぐにも実践できそうなのが、まどろっこしい説明は聞き手を飽きさせるということ。
ですから、シンプルに。
企画書などについても、情報が多すぎると読む気がなくなります。
本書ではいくつかの具体例を使って、よい企画書とその論理構成について学ぶことができます。
構成はシンプルに、説得力をもって、結論を明確に。
それができるようになると、仕事の質が向上します。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
紙の本
日本人に論理的思考を身につけさせるために
2002/04/02 15:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶん - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者には、ぜひ、引き続き演習本を出して欲しい。「論理的思考は練習によって身につけられる」と主張するならば、その練習の場をぜひとも提供していただきたいと思う。
「考える場はいくらでもある」というのも確かだが、普段、その場を活かすことが難しい。著書のように、特別に設けられた場があってこそ、ようやく練習することができるのではないかと思う。これは甘えかもしれないが、現実的に私は、特別な場がないと練習ができない。このような人は世の中に多いと思う。ぜひとも、著者には、演習本を出していただき、普段の「考える場」を活かすことができない日本人の論理的思考を鍛えて欲しい。
紙の本
自分で「雲」を書くために!?
2002/03/04 23:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:lonely thirteen - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題の「ザ・ゴール」「ザ・ゴール2」を読み、自分でも身近なところから問題を書き出してみようと筆をとったものの、全く書き出せない。問題が階層になっているのか、並列なのか、矢印がどちらに向いているのかも分からない。わかるのは、自分がこの問題を把握していないということのみ。もどかしく、情けない。そこで、タイトルもそのものズバリの本書を手にとってみた。日本人は、論理的思考が弱いのではない、ただ練習していないだけだ、というくだりに励まされながら読み進める。前半の解説を読んだ後、実践編に。まさに自分が挫折したような身近な問題が例題になっている。どのように論理構造として落としこんでいくか、また陥りやすい間違いはどこか、実際にノートに書きこみながら考えていくと良くわかる。一見やさしそうにみえる例題を前に腕組みして考え込むのは想像した以上のエネルギーが要るが、まさに脳で「いい汗かける」一冊であるのは間違いない。